前回に引き続き、Fusion 360のスカルプト機能を利用して作成したモデルを切削していく。作成したモデルは、裏にネオジム磁石を仕込んだ、小物がこぼれないトレーだ。素材には桜を使用している。木目のある素材は切削難易度が高い。スカルプト機能の利用に加えて、木材の切削も今回の課題だ。
前回の記事は、表面を削る途中で終わってしまった。先に裏面を削ったため、表面を削る際の被加工物と加工機の粘着が弱く、被加工物が上に持ち上がってしまってうまく削れなかったのだ。
今回は、裏面のフタを先に削ってから裏面を削り、表面を削る際にフタをできるようにしようと思う。
フタができれば接地面積が増え、粘着力が増すはずだ。

完成したトレー
裏面のフタは桜を使ったために失敗
それでは、裏面のフタを削っていく。切削の設定やツールは最後にまとめて記述する。

セッティングの後、切削開始だ
この切削は失敗した。失敗した点は以下だ。

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