前回に引き続き、Fusion 360のスカルプト機能を利用して作成したモデルを切削していく。作成したモデルは、裏にネオジム磁石を仕込んだ、小物がこぼれないトレーだ。素材には桜を使用している。木目のある素材は切削難易度が高い。スカルプト機能の利用に加えて、木材の切削も今回の課題だ。
前回の記事は、表面を削る途中で終わってしまった。先に裏面を削ったため、表面を削る際の被加工物と加工機の粘着が弱く、被加工物が上に持ち上がってしまってうまく削れなかったのだ。
今回は、裏面のフタを先に削ってから裏面を削り、表面を削る際にフタをできるようにしようと思う。
フタができれば接地面積が増え、粘着力が増すはずだ。
![](/img/2018/07/03/672683/l/fdd9e0229461dea6.jpg)
完成したトレー
裏面のフタは桜を使ったために失敗
それでは、裏面のフタを削っていく。切削の設定やツールは最後にまとめて記述する。
![](/img/2018/07/03/672684/l/f23998050d1f13a5.jpg)
セッティングの後、切削開始だ
この切削は失敗した。失敗した点は以下だ。
![](/img/blank.gif)
この連載の記事
- 第314回 おしゃれすぎるファン付きウェアを買って重要な問題に気付いた
- 第312回 パートナーの反対で転職できない問題
- 第311回 YouTubeの再生を止めないために画面を自動でタップする機械を作った
- 第310回 地方に移住したいが、東京にとどまるべきか
- 第309回 「マジック:ザ・ギャザリング」という深淵の入り口に立った。まだ底は見えない
- 第308回 大正製薬の内臓脂肪を減らす薬「アライ」買ってみましたレポ
- 第307回 新規事業の撤退を“負け”にしない方法
- 第306回 企業人としての事業・プロジェクトの終わらせ方
- 第305回 画像生成AIで自作キャラのジオラマアクスタができたぞ〜〜〜!!!
- 第304回 画像生成AIでオリジナルキャラのLoRAができたぞ〜〜〜!!!
- この連載の一覧へ