この連載は江渡浩一郎、きゅんくん、青木俊介が週替わりでそれぞれの領域について語っていく。今回はきゅんくんが「METCALF stage」の制作過程をお届けする。
2016年3月、ファッションとして着用するウェアラブルアームロボット「METCALF stage(メカフステージ)」がAKB48単独公演にて衣装として採用された。今回はこのメカフステージを使用して撮影をした。
メカフステージは、その名のとおりステージで使用することを前提として設計したウェアラブルアームロボットだ。
公演は、横浜スタジアムだった。広いスタジアムの舞台上で無線通信をしてロボットを制御するのはリスクが高い。そのため無線通信を一切せず、モーションセンサーを搭載して人の動きに応じてメカフステージの動きが変化するようにした。メカフステージにはロボット用OSの「V-Sido(ブシドー) OS」を搭載している。
この連載の記事
- 第317回 ものづくり版コミケ「Makerフェア」2024年は面白かった。出展者の世代交代もなされているように見えた
- 第315回 0歳児、いつから保育園に? 女性の働き方、とことん考えてみました
- 第315回 推しの細胞がついた指輪を作ってもらった
- 第314回 おしゃれすぎるファン付きウェアを買って重要な問題に気付いた
- 第313回 0歳児がいながら、働く。ベストなやり方は?
- 第312回 パートナーの反対で転職できない問題
- 第311回 YouTubeの再生を止めないために画面を自動でタップする機械を作った
- 第310回 地方に移住したいが、東京にとどまるべきか
- 第309回 「マジック:ザ・ギャザリング」という深淵の入り口に立った。まだ底は見えない
- 第308回 大正製薬の内臓脂肪を減らす薬「アライ」買ってみましたレポ
- この連載の一覧へ