万人向けじゃなくていい、俺には神なんだ! 「私的My推しガジェット」2026 第80回
Razer「Razer Pro Type Ergo」
Razerが分離型キーボードに殴り込み!実際に使いやすいのか気になったのでレビュー!
2026年06月20日 18時00分更新
それが、私の大好きなゲーミングブランドRazerから発売された、本格的なエルゴノミクスキーボード「Razer Pro Type Ergo」です。Razerといえば、どちらかというと、「クオリティーの高い、シンプルながら勘所を押さえたゲーミングデバイス」のイメージが強いですよね。私も発売を知ったときは、すこし驚きました。
単なる「変わったキーボード」ではなく、日常の作業効率や快適性を本気で追求した製品なのか、疑問を覚えたのも正直なところです。しかし実際に使ってみると、見た目以上に実用性が高く、長時間の文章作成や事務作業との相性のよさを実感できました。
【推しポイント1】
左右分離レイアウトで自然な姿勢を維持しやすい
Bキーの配置にも注目!
Razer Pro Type Ergo最大の特徴は、左右に分かれたスプリットレイアウトです。一見すると独特なデザインに見えますが、実際に手を置いてみるとその意図がよくわかります。
一般的なキーボードでは、両手を中央に寄せる必要があります。その結果、肩が内側に入りやすく、長時間のタイピングでは肩や首に負担がかかることがあります。一方でRazer Pro Type Ergoは左右のキーエリアが開いた角度で配置されているため、肩幅に近い自然な位置でタイピングできます。
実際に数時間文章を書いてみると、肩周辺の窮屈さがかなり軽減されました。無理に腕を寄せる必要がなく、自然な姿勢を保ちやすいのです。我々のようなライターをはじめ、プログラマー、事務職など、長時間キーボードに向かう人ほど恩恵を感じやすいでしょう。
さらに感心したのがBキーの配置です。左右分離型キーボードでは「Bキーを左手で打つか右手で打つか」が人によって異なります。Razer Pro Type Ergoでは中央の分割部分にBキーを左右両方へ配置しているため、どちらの打鍵スタイルでも違和感なく入力できます。
単にエルゴノミクスを追求しただけでなく、ユーザーごとの入力習慣にも配慮している点は非常に好印象でした。初めて分離型キーボードを使う人でも比較的スムーズに慣れられる設計だと感じます。
【推しポイント2】
くぼみのある薄型キーキャップで高速タイピングが快適
Razer Pro Type Ergoはレイアウトだけでなく、実際の打鍵感にも強いこだわりを感じます。
採用されているキーキャップは中央がわずかにくぼんだ形状になっており、指先が自然にキーの中心へ導かれます。見た目は控えめな違いですが、実際にタイピングすると指の収まりがよく、キー位置を把握しやすく感じました。
また、キー全体が薄型設計になっている点も特徴です。指の移動量が少なく済むため、長文入力時の疲労軽減につながります。普段から大量のメール作成や記事執筆を行なう人であれば、この違いを実感しやすいでしょう。
さらにキーストロークも一般的なメカニカルキーボードより短めに設計されており、軽快な入力感を実現しています。キーを深く押し込まなくても入力できるため、テンポよく文字を打ち続けられます。ゲームデバイスメーカーらしいレスポンスのよさが感じられる部分です。
高速入力を求める人にとって、打鍵感は生産性を左右する重要なポイントです。Razer Pro Type Ergoはエルゴノミクス重視のキーボードでありながら、タイピングスピードや快適性もしっかり両立しています。
単に「疲れにくい」だけでなく、「打っていて気持ちいい」という感覚を味わえる点も、この製品ならではの魅力といえるでしょう。
【推しポイント3】
AIプロンプトマスターで日常業務を効率化
近年のPC作業ではAIの活用が当たり前になりつつあります。Razer Pro Type Ergoはその流れを取り込み、専用ボタンから利用できる「AIプロンプトマスター」を搭載しています。
この機能の魅力は、AIサービスへ素早くアクセスできることです。専用キーを押すだけで、あらかじめ用意されたプロンプトやAI支援機能を呼び出せます。
例えば長文の要約、メールの下書き作成、文章のリライト、アイデア出しなど、日常業務で利用頻度の高い作業を効率化できます。毎回ブラウザーを開いてAIツールへアクセスする手間が減るため、作業の流れを止めにくいのがメリットです。
とくにライターやマーケティング担当者、事務職など、文章を扱う機会が多い人との相性は良好です。資料作成やメール対応の時間短縮にもつながるでしょう。
Razerはこれまで入力デバイスの快適性を追求してきましたが、Pro Type Ergoでは入力そのものだけでなく、その先の作業効率にも目を向けています。
エルゴノミクス設計による身体的な負担軽減と、AIによる作業支援。この2つを組み合わせることで、現代のビジネスシーンに適したワークキーボードへと進化しているのです。
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