キャラクターに魅力のあるRPGはハズレなし

文句なしの面白さ!『ペルソナ5: The Phantom X』Steam版CBTレビュー P5の新境地はココにあり

2024年12月12日 11時00分更新

文● Zenon/ASCII

●認知存在「怪ドル」を仲間にして戦力強化だ!

 バトルはコマンド式で行われ、物理攻撃、銃攻撃、ペルソナ能力(スキル)で攻撃していく。パーティメンバーは4人+サポートの5人編成で、今のところ控えメンバーとの「交代」は確認できなかった。

戦闘画面。コマンドを入力して敵を倒そう

 弱点属性を突けばダウンさせられるし、敵を全員ダウン状態にできれば「総攻撃」もできる。このあたりのシステムは『P5』と同じと考えてもらってOKだ。オートバトル、倍速モードも搭載されているので、雑魚戦はオート任せにしてしまうのもアリ。

総攻撃の演出。力入ってますねぇ!

 また、新要素の「HIGHLIGHT(ハイライト)」というアクションもある。戦闘中に専用のゲージが溜まると発動可能で、キャラごとに異なった演出と効果を発揮する。

主人公ワンダーのハイライト。ペルソナと連携して敵を切り裂き、大爆発を起こす

 ストーリーで加入する仲間のほか、「怪盗+アイドル」=「怪ドル」という存在を仲間にできるのは『P5』との違いだ。契約、平たく言えばガチャシステムで、さまざまなキャラクターやペルソナが仲間になる。

怪ドルはあくまでも認知存在であり、現実のキャラがこぞってペルソナ使いに目覚めているわけではない。たとえば「野毛朋子」は現実の知り合いだが、怪盗団のメンバーではない

現実の野毛朋子。友だち想いの野球少女で、芯が強く魅力的なキャラクターだ。おさげ眼鏡少女、とても“刺さる”人が多そうなビジュアルで良い

 なお、契約はキャラクターと武器が分かれているタイプ。期間限定のものと恒常のものがあるので、計画的に回そう。

CBTではなんと早速『P5』の心の怪盗団がピックアップされていた

 また、ペルソナ合体も健在。ただシステムが『P5』とは少し違っており、一度手に入れたペルソナは合体に消費されず、代わりに「印章」というアイテムが素材として消費されるようになった。ペルソナはクラスI~VIIIまで確認でき、クラスが高いほど強くなるが主人公のレベルが低いと入手できないようになっている。

合体画面。契約や戦って手に入るペルソナの「印章」を組み合わせ、新しいペルソナをゲットしよう

合体したあとはスキルの調整が可能。ただし、アクティブスキルは2個までしか追加できないので、全属性スキルを使えるペルソナの作成などはできなくなっていた

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