このページの本文へ

前へ 1 2 3 4 5 6 7 次へ

最新パーツ性能チェック 第416回

Palit MicrosystemsのGeForce RTX 4060 Ti StormX 8GBをレビュー

GeForce RTX 4060 Ti搭載でカード長約170mm!冷却性能と動作音も小型PC自作向け

2023年06月03日 16時00分更新

文● 藤田 忠 編集●ジサトライッペイ/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

Palit Microsystemsの「GeForce RTX 4060 Ti StormX 8GB」(型番:NE6406T019P1-1060F)。ドスパラ専売で直販価格は6万7800円

 Ada Lovelaceアーキテクチャー世代では初となる、xx60番台の第1弾として登場したNVIDIAの新GPU「GeForce RTX 4060 Ti」のVRAM 8GB版。その性能はASCII.jpのベンチマーク記事でもお伝えしているが、ざっくり言えば、GeForce RTX 3070 Ti同RTX 3060 Tiの中間だ。

 GeForce RTX 4060 Ti(VRAM 8GB版)を搭載するビデオカードの実売価格は6万円台後半から8万円弱。もうひと声ほしいところだが、そのラインアップには小型PC自作派注目のモデルがある。それがGeForce RTX 40シリーズ採用ビデオカードでは初となる、シングルファンGPUクーラー&カード長約170mmを実現する、Palit Microsystemsの「GeForce RTX 4060 Ti StormX 8GB」(型番:NE6406T019P1-1060F)だ。

小型PC向けのRTX 4060 Ti搭載ビデオカードを徹底レビュー

 GeForce RTX 4060 Ti StormX 8GBはGPUクーラーのファン(95mm径)を1基にして、169.9×124.1×38.8mmという非常にコンパクトなサイズを実現している。2スロット占有で装着できるので、不要にほかの拡張スロットを犠牲にすることもない。

 昨今のMini-ITX系PCケースはカード長300mmオーバーのビデオカードも搭載できる、やや大きめのモデルが主流だ。しかし、カード長約170mm2スロット占有というワードに惹かれる真の小型PC自作派はまだまだ多いだろう。今回はそんな小型PC自作派に捧げたいGeForce RTX 4060 Ti StormX 8GBを分解し、その構造を詳しく解説。気になる冷却性能と動作音も検証したので参考にしてほしい。

GeForce RTX 4060 Ti StormX 8GBの外箱。「StormX」シリーズはPalit Microsystemsのシングルファンモデルで、GeForce RTX 40シリーズでは初となる

カード長は169.9mmとかなりコンパクト

95mm径の大型ファンを1基搭載する

補助電源は6+2ピンなのでアップグレードしやすい

GeForce RTX 4060 Ti StormX 8GBの主なスペック
GPU GeForce RTX 4060 Ti
コアクロック ベース:2310MHz、ブースト:2535MHz
メモリー 8GB GDDR6
メモリー
データレート
18Gbps
メモリーバス幅 128bit
PCI Express 4.0×16
補助電源端子 6+2ピン
電源ユニットの
推奨容量
650W
映像出力端子 HDMI 2.1a、DisplayPort 1.4a×3
サイズ 169.9×124.1×38.8mm

前へ 1 2 3 4 5 6 7 次へ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ピックアップ

ASCII.jpメール アキバマガジン

ASCII.jp RSS2.0 配信中