課題は「わかりにくさ」と「認知度の低さ」
順調に拡大しているdポイントのようだが、課題も多い。やはり、そのひとつには「わかりにくさ」というのがあるようだ。
NTTドコモでは、まず、ポイントを貯める上で「わかりにくさ」を解消しようと、2022年6月にポイントプログラムのリニューアルに着手した。西井氏は「複雑な条件なしにランクで決まる制度にした」という。これにより、過去3ヵ月間のポイント獲得数でランクが決まり、最上位の5つ星となれば、ポイント還元率が通常の2.5倍になるように設定された。
西井氏は「通信契約があれば、2つ星にアップする。ドコモのサービスや決済を組み合わせることで、さらにポイントをためやすくなる」という。
NTTドコモが感じている、もうひとつの課題が「認知」だ。
dポイントサービスのヘビーユーザーは、メリットを感じて熱心にポイントを貯めて使ってくれるが、「それ以外のユーザーには浸透していない」(西井氏)という。
同社の調査でもロイヤルユーザーの数は増えているが、認知していないユーザーの数に変化が見られない。ポイントサービスに興味のない人をいかに振り向かせ、dポイントを利用してもらうかが喫緊の課題なのだ。
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります

この連載の記事
-
第279回
トピックス
「ahamoだけ遅い」は誤解──ドコモ値上げに立ちはだかる通信品質問題 -
第278回
トピックス
銀行職員のBeReal騒動はなぜ起きた 問うべきはリテラシーではなくスマホ管理だ -
第277回
トピックス
ドコモ、ソフトバンクも始めた「Starlink Direct」 KDDIが打ち出す“中身”の違いとは -
第276回
トピックス
ソフトバンク、独自のAIスマホを発売へ グーグル相手に勝算はあるのか -
第275回
トピックス
日本のミリ波どうなる? カギを握るのはやはりiPhoneか -
第274回
トピックス
iPhoneが変えた日本 キャリアとメーカーを揺るがした20年 -
第273回
トピックス
ANAモバイル開始、その裏で存在感を放つIIJ JALとの違いも鮮明に -
第272回
トピックス
アップル、グーグルに引き離される可能性 Androidを変える「先回りAI」の衝撃 -
第271回
AI
「石川さんに3000円振り込んで」住信SBIネット銀、AIに頼むだけの新サービス開始へ -
第270回
トピックス
楽天モバイル、黒字化の裏で不満噴出 通信設備に“2兆円投資”必要か -
第269回
トピックス
通信費が0円に? 楽天がモバイルWi-Fiをバラまく本当の狙い - この連載の一覧へ











