T教授の「戦略的衝動買い」 第650回

これが凄い！ 半年前に発売したモトローラ「razr 5G」を衝動買い

筆者の常用3スマホ。右からスマホカメラとしての瞬発性にやや欠けるLeitz Phone 1、最高の使用可能度だが大きくて重いGalaxy Z Fold2 5G、そして今回のrazr 5G

片手で持ってニギニギしている時が至福

　razr 5Gの日本での発売は今年の3月だが、半年たった今も無味乾燥なスマホの溢れる中、そのデザインチャレンジと内なる先進性はまったく衰えていない。歴史あるモトローラ携帯電話のDNAを正しく受け継ぎ、一見レガシーな中に潜む先鋭性はマニア好みだ。そして他人とかぶることのないアイデンティティを求める人の逸品だ。

個性的な3台を常用スマホにしているが、今後はrazr 5Gの持ち歩き頻度が増えてきそうだ

　筆者は、日常スマホとして、Galaxy Z Fold2 5GとLeitz Phone 1、そしてrazr 5Gの3台を愛用している。スペック上、現代スマホのほとんどの要素を備えている前の2台よりもrazr 5Gがなぜか一番楽しい。razr 5Gを片手で持ってニギニギしている時が至福のひと時だ。razr 5Gは最高の実用ガジェットだ。

折り畳み、フェイクの革ケースで包まれたrazr 5Gを手のひらでニギニギしているだけでハッピーな気分になれる

 

今回の衝動買い

アイテム：モトローラ「razr 5G」
・購入：Eトレンド
・価格：9万9800円（筆者購入時）

T教授

　日本IBM社でThinkPadのブランド戦略や製品企画を担当。国立大芸術文化学部教授に転職するも1年で迷走。現在はパートタイマーで、熱中小学校 用務員。「他力創発」をエンジンとする「Thinking Power Project」の商品企画員であり、衝動買いの達人。