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T教授の「戦略的衝動買い」 第650回

これが凄い! 半年前に発売したモトローラ「razr 5G」を衝動買い

2021年09月16日 12時00分更新

文● T教授 撮影●T教授 編集●ASCII

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razr 5Gを手に持ってみるとそのコンパクトさに驚くが、開いて拡張するとスリムで操作性の高い持ちやすいスマホにトランスフォームする

極めてスリムで持ちやすく、コンパクトさに驚いた

 早速、本体を取り出して手に持つと、まずそのコンパクトさに驚く。使い慣れるまで片手での開閉操作は無理そうだが、丁寧に両手で開くと極めてスリムで持ちやすい。最近手に入れたLeitz Phone 1と比較しても、あきらかにスリムで軽量だ。

最近手に入れたLeitz Phone 1(左)と比べてもスリムでコンパクトだ

 メイン液晶は6.2インチ有機EL、解像度は2142×876ピクセル、サブ液晶は2.7インチ800×600ピクセルだ。昨今のスマホの99%はLeitz Phone 1のようにモノリス的な個性を出さないただの板切れのような製品が多いが、razr 5Gは曲線を活かした外観デザインも極めて個性的だ。

片手での開閉はしばらく訓練が必要そうだが、ウケ口系のフットデザインに吸い付くように折りたためるrazr 5Gは同社のトレードマークでもある“ガラケーレガシーデザイン”を見事にアレンジすることに成功している

背面の丸い“M”ロゴ部分は指紋認証エリアだ。指紋認証は背面がベストだ

 昨今の似たようなスマホ、似たような折りたたみスマホの多い中でも極めて異色な存在だ。携帯性や可搬性を優先すると、おのずとスマホは折り畳み型に向かっていくのは、半世紀近く前のパソコンがクラムシェル型のモバイルPCに向かっていったのと同様の理屈だ。

 razr 5Gは閉じると“うけ口”型の本体下部に、吸い付くように合体する。背面の“M”ロゴの部分は、指紋認証のための指タップ領域だ。指紋認証はオンスクリーンやパワーボタン方式ではなく、絶対に背面にある方が使いよい。早速、常用のType-Cケーブルで充電したところ高速充電が開始した。

早速充電開始してみた。80%ほど出荷時のバッテリーが残っていた。もちろん高速充電がサポートされている

 本体のバッテリー容量は2800mAh。Snapdragon 765Gを搭載し、メインメモリーは8GB、内部ストレージは256GBとmicroSDスロットはない。SIM SlotはnanoSIM用が1個、別途、eSIMをサポートする。Androidは11だ。

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