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新車を買った情報2021 第79回

マツダ ロードスターRF 車中泊が無理ならテントがあるじゃない

2021年08月07日 09時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

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パリピでなくても楽しめるスタイル

 正直言って私、キャンプ自体のイメージもよろしくありませんでした。バブル崩壊後の90年代半ばくらいでしたか、一大キャンピングブームがやってまいりまして、今でいうパリピやウェイのような方々が、あらゆるレジャー施設に跋扈する時代。

 当時売れていたのはパジェロのようなRV。声のでかい人たちが、でかいタイヤのクルマから続々と吐き出され、チェケラッチョみたいな音を鳴らしながら花火を飛ばし、肉を焼いてはゴミを残して帰ってゆく。多分に偏見に満ちた認識で皆がそうでないのは百も承知ですが、迷惑な奴ほど目立つし記憶に残るのであります。

 ところが今回のキャンプブームは様子が違う。主役は相変わらず若者のグループや家族連れですが「ソロキャン」なる一人キャンプが流行中。その立役者は「ヒロシちゃんねる」と「ゆるキャン△」に相違ありません。なぜなら私がその影響を受けまくっているから。

 △ってなんだ。赤字でキャンプか? そんなことを思いつつ見た「ゆるキャン△」アニメ版は、初心者向けガイドも兼ねた懇切丁寧な内容で背景も美麗。実写版は独りでキャンプ地へ向かい、独りで食べ、心の声でその旨さを語るというこの展開は、女子高生版「孤独のグルメ」ではないか。ということで見ているうちに腹も減ったわけであります。やっぱテレ東。

 同じことをやりたければ道具はスマホでポチればすぐ届く。人のいないところへ行ってボッチで楽しむのだからディスタンスは無限大。キャンプに行ったら自分で動画を撮って上げてみるのも良し。今どき自撮りもマスク姿で構わないからハードルは低い。

 良くも悪くもそんなコロナ禍ならではのブームという側面もありましょうし、そうしたネットを通じたソーシャル式循環もブームの後押しをしておりましょう。ですがもともと各個離れ離れで盛り上がれる数少ない遊び、それがソロキャンであります。そう簡単に消えて無くなるブームでもないでしょう。

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