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お遍路モデルも! 「ジャパンキャンピングカーショー2021」で見つけた今流行の軽キャンをずらっと紹介!

2021年04月26日 12時00分更新

文● 中山 智 編集●ASCII

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今話題の軽キャンの中から
個性的なモデルをピックアップ!

 4月2~4日、幕張メッセにて「ジャパンキャンピングカーショー2021」が開催された。日本最大級のキャンピングカー展示会で、来場者数は約2万4000人。大小様々なキャンピングカーから、アウトドア用品まで数多くが出展していた。この記事では軽自動車や軽トラックを使った、いわゆる「軽キャン」メインにレポートする。

日本最大級のキャンピングカー展示会「ジャパンキャンピングカーショー2021」

Mini Pop Bee/M・Y・S ミスティック

 軽トラックのハイゼットをベースにしており、シェルと車体が一体型となったモデルでキャンピングカー登録がされているため、4名乗車に対応。天井のポップアップ部分全体が上がって開く仕様になっているので、ポップアップ使用時の開放感が斜めに開くタイプよりも上。停車時のキャンプを快適に過ごせる。

Mini Pop Bee(アクティブギアパッケージ)

天井部分が全体的にせり上がる

ポップアップ時の開放感は◎

 写真は、ブッシュバンパーなどでオフロードをイメージした「アクティブパッケージ」。走行時に後部座席が進行方向を向いてセットできるタイプもラインアップしている。

車体右側面は窓があり網戸ははめ殺しタイプ

トラックのあおりをテーブルとして利用できる

サイドオーニングはオプション(フィアマ社製/13万2000円)

展示車の価格は430万7550円

 M・Y・S ミスティックのブースではこのほか、軽トラックの荷台へ着脱タイプのキャンピングカーも手がけており、展示されていた「J-cabin Mini W」は、天井がアーチ型になっており、内装はウッドテイストとアメリカンなイメージ。スライド式ベッドを搭載するなど居住性も高い。

軽トラックに載せるタイプの「J-cabin Mini W」

室内は木材をふんだんにつかったデザイン

電源回りもしっかりと配備されている

 キャビンの4隅には、支柱をセットするパーツが取り付けられており、工場などに持ち込まなくても、電動工具なら約15分、手動でも40分でトラックからキャビン部分を取り外し可能。普段は軽トラックとして使い、キャンプに出かけるときだけキャビンをセットといった使い方も気軽にできる。

キャビンを外すときは、ここに支柱を取り付けてキャビンを浮かせる

キャビンを固定するための工事は必要

展示されているキャビンの価格は252万2600円

クオッカ/三島ダイハツ

 富士のひのきをふんだんに使用した軽キャン。ベース車両はハイゼットトラックパネルバン。ひのきで作ったトランスフォーメーションボックス4つを使うことで、ベッドや肘掛けなどにレイアウトできるほか、収納に活用したり、入り口の階段に使ったりもできる。

世界一幸せな動物といわれているオーストラリアのクオッカからネーミングされた

テーブルタイプの配置

作業机としての配置も可能

就寝時はフルフラットにもできる

 走行充電装置と100Aのサブバッテリーを標準装備。使い過ぎを防止するバッテリープロテクターも完備しているので、電化製品を安心して使用できる。展示車両はフルオプションタイプで、電子レンジやFFヒーターなども搭載している。

電源回りは後部に収納されている

オプションの冷蔵庫。その向かいにあるのは電子レンジ

展示車両はフルオプションモデルで、448万9540円

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