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来春より提供を開始

スパコン共有「AXXE-L」、DNN構築プロセスを簡素化する「AI Gateway」実装へ

2020年11月17日 18時00分更新

文● ASCII

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AXXE-L by XTREME-D

 エクストリームーDは11月17日、ディープ・ニューラル・ネットワーク(DNN)の構築プロセスを簡素化する「AI Gateway」を、同社の高速計算プラットフォーム「AXXE-L by XTREME-D(AXXE-L)」に実装し、来春より提供を開始すると発表した。

 AXXE-Lは、同社のスパコン技術を駆使したベアメタル高速計算プラットフォームサービス。ウェブブラウザー上でユーザー環境、運用管理環境を提供し、利用形態や予算に合わせ各種プランを設定できるサブスクリプション型のソリューション。本サービスによって、これまで高価かつ高度なインテグレーション技術や運用管理が必要だった高速計算を容易に導入することが可能としている。

 AXXE-Lは、すでに民間企業のR&D部門や、国立研究所などを中心に多方面で活用されているという。主な導入事例として、三菱重工業 総合研究所においてAXXE-Lプライベートプランの運用を開始しており、同社の研究開発における各種シミュレーションなど、大規模な高速計算に耐えうるソリューションとしての利用が見込まれている。

 AXXE-Lのユーザーインターフェースとして開発中のAI Gatewayでは、AIワークフローを実行する上で、作業内容やデータ分析・解析の規模に応じて、ローカル環境から外部コンピューティング環境までを、すべてブラウザー上で柔軟に利用できるようになるという。

 AIデータ分析のワークフローでは、ローカル環境で分析を実行し、推論などの段階で大規模計算を実行することが必要だが、大手パブリッククラウドベースのソリューションでは、すべての過程でクラウドを前提としたアプローチが多く、ローカル環境を考慮したソリューションが少ないという。AI Gatewayはコンテナー技術を採用し、ローカル環境で学習させたモデルを容易に高速計算環境へバースティングする一連の機能を統合し、これまでにないAIデータ分析環境を容易に導入することが可能としており、高速計算環境としてAXXE-Lへの接続をサポートする。

 現在、AXXE-Lは日本を中心に展開しているが、AI Gatewayの実装と並行し、来春より米国でのサービス本格提供も予定している。米国大手データセンター事業者のデジタル・リアルティとの提携を拡大し、米国東部のデータセンター拠点における実装作業を開始しており、2021年第一四半期からの稼働開始向けて準備を進めているという。また、HPC関連で世界最大のイベントである、国際的なスーパーコンピューター学会「Supercomputing 2020(SC20)」に出展している。

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