このページの本文へ

新車を買った情報2020 第63回

マツダ ロードスターRF タイヤ選びは博打

2020年09月26日 12時00分更新

文● 四本淑三 編集● ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

■レグノ、アドバンdB、ビューロと伏兵

 お店の方に私のニーズを一通り述べたところ、まず提示されたのがブリヂストンの「レグノ」。これは静粛性、乗り心地優先で開発されたプレミアムコンフォートと呼ばれる国産タイヤの開祖でありまして、今でも旦那向けセダンの定番。ですがロードスターRF純正サイズの205/45R17は設定がございません。残念!

 次の候補は、国産プレミアムコンフォートのもう一つの定番、ィヨコハマ「アドバンdB」。レグノ対抗のポジションにありつつ、アドバンブランドでスポーティさも訴求する方向性は、たぶんロードスターRF向き。ただ性能が折り紙付きで博打性が低い上に、パイロットスポーツ4より値段が高い。これはナシ!

 同じ路線のタイヤで、今回初めて名前を聞いたのが、ダンロップの「ビューロ」。内側に吸音材が貼ってあったり、共鳴するピッチを散らすために縦溝が手打ちうどん状に捩れていたりと、見た目に分かりやすい静音技術てんこ盛り。値段はパイロット スポーツ 4と同程度。今年出たばかりの新型「VE304」は、お店の人もまだ扱った事がないらしく、博打要素も文句なし。候補にイン!

 最後に出てきたのが、伏兵トーヨー「プロクセス・スポーツ」。操縦性と快適性をバランスさせたパイロットスポーツと同じ括りの製品で、微妙にパターンも似ているような。そしてヨーロッパで売って行きたいトーヨーのフラッグシップという位置付けながら、他より安い。なぜ安いのか。初めて聞くブランドであることも含め、価格もこのタイヤの博打要素であります。もちろん候補にイン!

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

ASCII.jpメール アキバマガジン

クルマ情報byASCII

ピックアップ