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魅惑の軽スポーツ「ホンダ・S660」で遊ぼう 第9回

ホンダ・S660の洗車術を教えます! クルマの汚れは心の汚れ!

2020年05月16日 15時00分更新

文● 栗原祥光(@yosh_kurihara) 編集●ASCII

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デザインによっては一番手間がかかるホイール

 一番手間がかかるのがホイール。というのも、オシャレは足元からということで、つい念入りに洗ってしまうのです。ブラシにカーシャンプーをつけ、奥までしっかりと。ホイールナットなどは汚れが貯まりやすいので、これまたグリオズ・ガレージのホイールナットブラシで汚れを掻き出します。ホイール洗いはスポーク本数が多いほど面倒で、洗う度に「なんでこんな面倒なホイールを買ったんだろう」と後悔するのですが、綺麗になると「やっぱり買ってよかった」とうれしくなるものです。ホイール清掃は1本あたり3分ほどかかります。

鉄粉取り粘土を使いながらシャンプーを洗い流す

鉄粉取り粘土は水で濡らしながら円を描くようにボディーを滑らせる。鉄粉取り粘土は、どこでも入手できるシュアラスターの商品を使用

ボディー全体を滑らせると結構黒くなる。これらすべてが鉄粉ではなく、タールなども含まれているようだ

 あとは水で流すだけ。シュアラスターのシャンプーは泡切れがよいので、さっと洗い流せるのがよいところ。このすすぎ作業の際、私は鉄粉除去粘土をボディーに滑らせています。これにより鉄粉だけでなく、シャンプーでは取れなかった汚れも落とせるばかりか、拭き上げ時にザラっとした感覚がなくなります。ここまで念入りに行っても合計30分もかからないでしょう。

洗車が終わった状態。この状態でも十分満足な仕上がりに

ミラーの下側から水が結構出てくるので、一度走らせて登坂した方が良い

 あとは拭くだけなのですが、S660の場合少し走らせた方が望ましいように感じます。というのも、ドアミラーの内部に水が結構溜まりやすく、念入りに拭いて仕上げまでしたのに、後から水がドバドバと出てきてしまうことが。できれば坂道を登るなどして、水を少しでも出してから拭きたいところです。

ボディー拭き取りに使っているプラスセーヌ。大きい方はボディー用、小さいのはホイールとマフラーに使用している

プラスセーヌでボディーについている水をふき取っていく

エンジンフードを開けて、入り込んだ水を取り除く

ボンネットの裏側にも水が大量に入り込んでいる

ドアを開けたところにも水滴が。これも丁寧に取り除く

 拭き取りですが、吸水性、拭き取り性に優れた人工合成セームであるアイオンの 「プラスセーヌ」を長年愛用しています。これは大手のカー用品店ならどこでも購入できるでしょう。マイクロファイバークロスよりこちらの方が水分が取れるようです。この時、ドアやボンネットなど、隅々まで拭き取るのですが、エンジンルームにも水が入ってしまう都合、こちらも綺麗に拭き取っていきます。拭き取り自体は約10分程度でしょうか。ここまでで約40分。

仕上げに使っているプレクサス

クリア部分にプレクサスを塗布

ホイールにプレクサスを塗布すると輝きだけでなく汚れも付きづらいようだ

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