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あれも欲しい! これも欲しい! 美環の理想のクルマ探し第3回

コスプレバイク女子・美環、ホンダの新型「FIT」で日本の匠に学ぶ

文●栗原祥光(@yosh_kurihara) モデル●美環(@puritendon) 車両協力●ホンダ

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あまりの良さに言葉がない

 それでは美環さんにステアリングを預けたいと思います。とその前に、免許を取得して間もないため、初心者マークを前と後ろにペタリと貼る美環さん。

ボンネットに初心者マークを貼る美環さん

リアにも初心者マーク

 実は今まで試乗は都内と神奈川を中心に行なっていたのですが「時々、オートバイで奥多摩をぼっちツーリングするんですよ。そっちのほうが、道がわかっているからうれしいかも」という本人の希望と、交通量が少なく安全ということから、初心者マークが外れるまでの間は奥多摩周辺をグルグルすることになりました。

 ですが、奥多摩に到着するとクルマは少ないもののオートバイの多さに驚く担当者。さらに取材後、美環さんがTwitterで「奥多摩周遊道路に行って来たよ」とツイートしたところ、すぐライダーの方から「駐車場で見かけました」というようなレスが。取材時はのんびり走っていますので、お見かけされましたら、生暖かい目で見守っていただけると幸いです。

 上は美環さんのツイートより。「乗っている車なんだろう」というレスが多かったですが、正解は新型FITでした。

 運転席に座り、圧倒的な視野の広さに驚く美環さん。「めっちゃ視界が広いし、ちょっと高い目に見えるから遠くまでよく見えます!」と一発で気に入ったご様子。さらに「横の小さな窓がいいですね。巻き込みとか少なくなりそう」と死角の少なさにも驚嘆。

走行するFITクロスター

 アクセルを踏み出すと、その静かさに大満足。ハイブリッド車の中には、室内にモーター音が聞こえることがありますが、ロードノイズもふくめて実に静かこの上なし。大げさでも何でもなく、ちょっとした高級車が裸足で逃げ出すほど。それでありながら、奥多摩周遊道路の上り坂を車格の割には唸ることなく、なめるように登坂するパワフルさも兼ね備えているのは、さすがホンダといったところです。

奥多摩周遊道路を登坂するFITクロスター

 足回りはホンダの車に乗ったことがある人なら感じたことのある、特有の乗り味の硬さをともなう、しっとりしてしっかりしたもの。市街地の低速時における段差で大きく車体が揺れ、コーナーでのロール量が多いように思えましたが、それはSUVテイストな車だからでしょうか。ですが中央道であったり、奥多摩周遊道路のワインディングなどでは、実にしっとりとした乗り味。美環さんも気持ちよく運転しているように見えます。

運転中の美環さん

 そこで「どうですか?」と尋ねるたところ、これが「しばらく喋れません」の一言を発すると、次第に真剣な顔で黙々と奥多摩周遊のワインディングを駆け抜けはじめるではありませんか。ただでさえ静粛な車内はより一層静まり返り、なぜか気まずい空気に包まれます。ですが、しばらくすると「運転経験が多いわけではないですし、それぞれのクルマによいところはありますけど」と前置きした上で「このクルマ、今まで乗ったクルマの中で一番運転しやすいかもです」とボソッと発言。本当に美味しいモノを食べた時に言葉を失うかのように、美環さんはクルマの良さに言葉を失っていたようでした。

道を下るFITクロスター

FITクロスターのメーターパネル

 ダウンヒルをしている時、メーターパネルを見て何かに気づいた美環さん。「右側の縦棒がどんどん伸びるんですけれど」というと「あ、これがバッテリー残量なんですね。エコな運転をすると伸びるのかな」と、気づいた様子。「このバッテリーが減らないように運転するのって、難しいけれど面白い!」と、クルマの新しい遊び方を見つけ出したようです。「メーターが見やすいのがいいですね。パッと見てわかりやすいです」との評価です。

中央道を走行中の車窓

すべてデジタル表示

ステアリングホイールの右親指側にクルーズコントロールなどのボタンを配置する

 中央道でアダプティブクルーズコントロールと車線維持支援システムの両方を用いた運転支援も体験。アクセルペダルを踏んでいないのに一定の速度で走る機能に驚いたようです。中央のディスプレーを見ながら「これ動いているんですか?」と初見ではわかりにくいみたいでしたが、「アクセルペダルを操作していないのに、車間が詰まると速度が落ちてくるって不思議ですね」「それに車線がちゃんと維持してくれる感覚がありますね。これは確かに安全かも」と気に入ったご様子。

【まとめ】また乗ってみたい、と思わせる快適FIT

 新型FITを楽しんだ美環さん。「ハイブリッド車は初めてでしたけれど、静かでいいなぁと思いました」というのが主だった感想。それも納得で、なんと新型FITの受注のうち、約7割はハイブリッドが選ばれているのだとか。「あとバックする時に、外の方に知らせる音がするみたいなのですが、その音が可愛い」とも。自分にも優しく、周りにも気配りをするFITを相当気に入ったようです。

SUVテイストに溢れるFITクロスター

 今回はSUVテイストのモデルに触れたのですが「いいかもです!」と、彼女の見立ては正しかった模様。不整地も走行しましたが、わずか15mmとはいえ、車高が高いと安心するのは確かといえるでしょう。「奥多摩周遊道路を中心に走ったのもよかったのかな。それにクルマもよかったのかな。とっても楽しかった。運転って楽しいかも」「またFITに乗ってみたいです。他にも色々バリエーションがあるみたいなので、全種類ためしてみたいな」と、ご満悦。初めて車を運転する人をはじめ、使い勝手の良さとサイズでFITクロスターは、かなりオススメの1台といえそうです。

FITクロスターはアウトドアユースにもピッタリだ

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