4月8日、第4のキャリアとして楽天モバイルが本格サービスを開始した。
月額2980円で楽天モバイルエリア内なら使い放題、しかし、パートナーエリア(KDDI網)では上限2GBまでで超過した際に位は128kbpという制限があったはずだが、楽天モバイルでは8日朝にサービス内容を改定。上限は5GBとなり、超過した際は1Mbpsになった。音声通話料は、Rakuten Linkというコミュニケーションアプリを使えば無料となる。
これまでは「使い放題とはいえ、エリア外の2GBという制限がショボ過ぎる」「楽天モバイルではなく落胆モバイル」と揶揄されていたが、その汚名を返上した格好だ。
競合他社の関係者は「超過後には1Mbpsとなるが、これでも動画は視聴できるのではないか。実質、縛りのないプランと言える」と語る。まさに楽天モバイルは、CM通り「UN-LIMIT」を仕掛けてきたというわけだ。

この連載の記事
-
第182回
トピックス
LINEヤフーの情報漏えいはソフトバンクの致命傷になりかねない -
第181回
スマホ
楽天プラチナバンド計画、厳しいツッコミにも三木谷会長は「どこ吹く風」 -
第180回
トピックス
楽天改悪? 実際は楽天モバイルユーザーがお得に -
第179回
トピックス
スマホ上で生成AIが動かせる時代に。アップルも来年あたりにiPhone向けを出してくる? -
第178回
スマホ
NTT法廃止に猛反発。NTTの失敗は、ドコモ完全子会社化で信頼を失ったことだ -
第178回
AI
スマホで画像生成AIが使える時代、“来歴情報”は必要不可欠になる -
第177回
スマホ
ソフトバンクがドコモより安定しているワケ -
第176回
スマホ
NTTは過疎エリアで「スターリンク」を借りたらどうか -
第175回
スマホ
ワイモバイル ヒットの理由は徹底的に“シンプル”にこだわったから「そもそもプランの名前もつけたくなかった」 -
第174回
スマホ
au「マネ活プラン」楽天がいち早く導入すべきだった -
第173回
スマホ
ドコモ回線、品質低下の一因は“通信技術”か - この連載の一覧へ