訪日外国人向けAIチャットボット「Bebot」 、三重県志摩市観光協会にて導入
ビースポーク
~AIで訪日客をガイド。観光庁まちあるき事業認定「VISIMIE AIチャットボット」開始~
株式会社ビースポーク (本社:東京都渋谷区、代表取締役:綱川 明美)と三重県庁(所在地:三重県津市、知事:鈴木 英敬) は、2019年11月15日から、訪日外国人向けAI(人工知能)チャットコンシェルジュ「Bebot(ビーボット)」のサービスを、志摩市観光協会(所在地:三重県志摩市)にて開始いたしました。訪日外国人が、スマートフォンを通じて日本での旅行に必要な主要情報を取得することができます。志摩MaaSと連携して実施している観光庁「観光地の『まちあるき』の満足度向上整備支援事業」を活用し、志摩市を中心に実施していきます。
「Bebot」は、毎日4万人以上の訪日客が利用する、人工知能(AI)によるチャットコンシェルジュサービスです。 「ガイドブックを超える体験」をコンセプトに、世界トップレベルの開発者や研究者により開発されました。「Bebot」があれば、施設に関する細かな問合せ、周辺の観光スポット、外国人ゲストの質問やリクエストに対して、人間スタッフに代わり、多言語で24時間365日リアルタイムに対応することが可能です。導入施設においては、コンシェルジュ業務の一部をAIで自動化することにより、施設運営の生産性を向上させつつ、利用者の満足度向上を目指すことができます。また、ご利用の際、アプリなどのダウンロードは一切不要で、ご自身のスマートフォンのブラウザ 画面を通じて「Bebot」を利用することができます。
「Bebot」の利用は、志摩市観光協会の英語版WEBサイトにアクセスすると、自動的に「Bebot」のチャットアイコンが表示され、AIとのチャットを開始することができます。志摩市の観光スポットやお勧めの飲食店に関する情報だけでなく、旅行中に必要な主要情報を無料で「Bebot」に質問することができます。
■「Bebot」に聞くことのできる質問例(英語で質問)
・横山展望台への行き方は?
・伊勢えびはどこで食べられる?
・真珠のお土産はどこで買える? など
■ 「Bebot」利用開始方法
1. 志摩市観光協会の英語サイトにアクセス
2.「Bebot」のチャットアイコンをクリック
3. AIとのチャットサービスが開始
■今後の展望
今回の実証実験では、志摩市エリアの主要観光情報情報を中心に提供する一方で、2020年オリンピック・パラリンピックを含む国際的イベントを契機に、ますます多くの外国人の訪問が見込まれるため、以下を検討していきます。
・案内対象エリアの拡充
・「次世代移動サービス(MaaS)」との連携
・地震や台風発生時に「Bebot」を活用した災害情報の発信
◼「Bebot」導入によるメリット
○ 窓口業務のAI化による業務効率化
○ 混雑緩和(オーバーツーリズム対策)
○ 一旅行者あたりの消費額アップ
○ チャット履歴から潜在ニーズの発見
○ 「災害時用Bebot」との連携による、リアルタイムの情報発信
■「Bebot」導入実績
・日本政府観光局(JNTO)
・成田国際空港
・JR東京駅
・京都市観光協会
・ホテルニューオータニ ほか多数の宿泊施設
■会社概要
商号 : 株式会社ビースポーク
代表者 : 代表取締役 綱川 明美
所在地 : 東京都渋谷区
設立 : 2015年10月
事業内容 : インバウンド向けAIソリューション会社
URL : https://www.be-spoke.io/jp/