AIが工場設備の稼働データを解析し故障の予兆を検知、「IoT設備監視AIソリューション」提供開始
株式会社ロビンソン・コンサルティングは2月5日に、製造業の知見とAI技術を融合して、工場のIoTデータを活用した「IoT設備監視AIソリューション」の提供開始を発表した。AIが設備に取り付けたセンサーなどから取得した稼働データを解析し故障の予兆を検知して、計画的なメンテナンスや部品交換を支援する。
製造現場では、設備の異常や故障の予兆を見逃すと大きなトラブルや生産ライン停止につながってしまうことがあるという。しかし、日々の業務の中では、設備の隅々まで確認、管理することは容易ではない。こうした課題に対して、「IoT設備監視AIソリューション」は、AIが設備の異常を早期に検知してメンテナンスを支援することで、設備の安定稼働と生産効率の向上に貢献する。
「IoT設備監視AIソリューション」では、AIを活用することで24時間監視でき、異常の兆候を即座に知らせることが可能。また、AIが過去の設備データや故障事例から故障の傾向を学習し、突発的なライン停止の防止と計画的なメンテナンスの実現を図る。メンテナンス履歴や点検記録、部品交換といった設備情報をクラウドで一元管理し、AI監視データと連携して設備の実態を把握できるようにする。