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石川温のPCスマホニュース解説第31回

日本では高齢者の支援に使われそうだ:

KDDI「5G自動運転車」実用化に近づく

2019年02月14日 16時00分更新

文● 石川温

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 KDDIは2月9日、5G回線を使って公道を走行する自動運転車の実証実験を報道関係者に公開した。

 実験が実施されたのは愛知県一宮市にあるKDDI名古屋ネットワークセンター周辺。同センターには5Gの基地局(28GHzとSub-6、使用されたのは後者)が設置され、周辺の公道を5Gのアンテナを搭載したエスティマが200メートルほど走行。また、対向車線には、4Gのアンテナを搭載したエスティマも走行し、両車が何度もすれ違った。

一宮の公道を走る5G自動運転車
天井にはエリクソンの5Gアンテナが設置されている

 自動運転ということで運転席には誰も座っていない状態で公道を走っていた。助手席には人がいるのだが、システムを監視しているだけだ。

 自動運転は、車の天井に設置した赤外線レーダーで周辺の状況を把握。事前に登録した高精細な地図データをなぞる形で走行する仕組み。レーダーで車や人物などを把握して、自動で緊急停止や左折などもする。

赤外線レーダーで周辺の状況を把握する
ディスプレイにはレーダーで捕捉した周辺を走る車や人が表示されている

 5Gや4Gの通信は遠隔監視に使われた。ネットワークセンター内には遠隔監視ルームがあり、車に設置された5つのカメラから配信されてくる映像を監視し、いざというときに遠隔で車を操縦できる体制になっていた。1人で2台の車(5Gと4G)を監視できるのが今回の特徴だ。

監視センターでは2台の車から送られてくる映像をチェックする

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