「Snapdragon 5G」スマホは4Gから5Gへ 筆者撮影
2019年はどんなスマホが発売されるのか。
それを占う意味で重要なイベントがアメリカ・ハワイ州マウイ島で開催された。クアルコムが12月4〜6日(現地時間)、「Snapdragon Technology Summit 2018」を開催。次世代のチップセット「Snapdragon 855」を発表したのだ。
SnapdragonといえばAndroidメーカーがこぞって採用するスマホ向けのチップセットだ。Snapdragon 855はハイエンドに位置づけられ、2019年前半から搭載製品が市場に出荷される見込みだ。サムスン電子はすでに採用を表明済み。過去の流れから言って、ソニーやシャープあたりも採用する可能性が極めて高い。
Snapdragon 855最大の特徴は5G対応だ。Snapdragon 855とは別に5Gに対応したモデム「X50」とアンテナモジュール「QTM052」が必要になるのだが、それらを組み合わせることで5Gスマホができあがる。

この連載の記事
- 第145回 契約者23万件減の楽天、今後のシナリオは
- 第144回 au通信障害「いくら返金されるのか」に関心移る
- 第143回 au通信障害 iPhoneとAndroidで違いが出た理由
- 第142回 ソフトバンクがメタバースに出店「iPhone買えますか?」と聞いてみたが…
- 第141回 「ついに来たか」アップル次世代CarPlayに驚いたワケ
- 第140回 ANA、FeliCaからQRへ 今後はスマホで“おもてなし”
- 第139回 楽天モバイル0円終了、電気通信事業法が足引っ張る
- 第138回 「空飛ぶ基地局」競争が始まっている
- 第137回 楽天モバイル、政治の力でプラチナバンド獲得なるか
- 第136回 スマホの対応周波数、なぜ違う?
- 第135回 ドコモ「ahamo大盛り」狙いは収益回復か
- この連載の一覧へ