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週替わりギークス 第66回

受験勉強になる? 地球温暖化の仕組みや動物の生態がわかるアナログゲーム

2018年03月27日 17時00分更新

文● あだちちひろ

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 こんにちは、アナログゲームマスターあだち先生です。

 マンションお隣さんの息子さんが今年は大学受験だったので、お隣さんから「大変だったよ~ご飯作るしかサポートをしてあげられなかったよ」という話しを聞きました。そして、息子さん本人に会うたびに「頑張ってねー!」って声を掛けていたのですが、受験を意識することなんて、久しぶりで感慨深くなりました。

 そういえば今年の早稲田大学入試で出題された「じゃんけんの選択肢グー、チョキ、パーのほかに”キュー”を加えて新しいゲームを考案しなさい」という問題がTwitterで話題になっていました。もしアナログゲームを1度でも遊んだことがあればなにかのアイデアのヒントになったのでは? と思っていました。

 受験勉強って、教科書だけでなく変わった問題の対応力や知識などが必要になることも、きっとあるはずです。

 そこで今日は、教科によってはタメになる!? 受験生と一緒に遊びたいアナログゲームをご紹介したいと思います。

 まずは、こちらから!

「キープクール」(ドイツ)。販売価格 5600円、プレイ人数3~6人、対象年齢は12歳以上

 地球温暖化をテーマにした「キープクール」は、各国との交渉がメインのゲームで、なんとドイツのポツダム気候影響研究所が開発した本格的なものです。

 こういった「○○を知ろう!」系のお勉強ゲームは、開発側の伝えたいことが先行してしまい、ゲーム性が追いつかず、テーマはおもしろいのだけどゲームがおもしろくないという残念な場合が多いのです。が、このキープクールは、見事にテーマとゲームシステムが合致しており、環境のことも頭に入ってくるし、もう1度遊びたいと思える素晴らしいゲームです。

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