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大手に訊くスタートアップ支援の狙い 第40回

NTT西日本、イノベーションを起こす“人”の重要性

2016年09月26日 06時30分更新

文● 小池晃臣/ 編集●ガチ鈴木/ASCII STARTUP 撮影●曽根田元

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日本の大企業にもスタートアップのマインドを!

 中村氏は現在、スタートアップとの共同のサービス展開、アクセラレータープログラムによる新事業創造だけでなく、NTT西日本グループ全体とスタートアップを結びつける役割も担っている。

「今の仕事のうちの2割ぐらいは、企業やスタートアップからの提案を受けて、こういう技術であればうちのグループのどこと一緒にやればおもしろそうといった、アライアンスのきっかけづくり、繋ぐ仕事をしています。場合によっては、スタートアップと他の大企業の橋渡しをすることもあります」(中村氏)

 そんな同氏にとって、代表理事を務める“コトの共創ラボ”での活動は、ライフワークとも言えるほどの重みを持ち始めているようだ。

 中村氏はこう話す。「今、会員もどんどん増えてきていますが、話をすると誰もが新規事業に悩み、本気でイノベーションを進めようとしている人ばかりなのがわかります。ただ儲けたいだけという人はいませんね。これまで、日本の大企業は自前主義での開発が主流で、オープンイノベーションのような外部との協業に対しては消極的でした。しかし、かつて輝いていた日本企業が元気を取り戻すためには、我々のような企業が手を結んで日本流のイノベーションを構築しなければならないのです。成否の鍵を握るのは、大企業がどれだけスタートアップに近い“マインドセット”を醸成できるかどうかでしょう。5年後、10年後を見据えて、やがて要職に就くことになる今の若い人たちが、スタートアップ的なマインドセットを抱けるようにすることも、私の使命のひとつだと考えています」

 中村氏の“アライアンス魂”は、NTT西日本グループだけでなく、社の垣根を超えて大きく広がろうとしているようだ。

西日本電信電話 ビジネスデザイン部ビジネスクリエーション部門 アライアンスプロデューサー 中村正敏担当課長

■関連サイト
NTT西日本
コトの共創ラボ

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