片手操作派マスト!
ち~さいスマホならXperia A4だ!!
ドコモ2015夏モデルの多くは、オクタコアを搭載し、かつ5型クラスの大型スマホが目立つラインナップだ。5型クラスが大型かといわれると、今となっては疑問ではあるのだが、逆に姿を消しつつあるのが、4型クラスのスマホである。
夏モデルの中では「Xperia A4 SO-04G」が4.6型のスマホで、片手でなんでも操作したい人や、ポケットに5型を入れておくとデカくて邪魔だという人は、必然的にこの端末に着地するだろう。
スマホレビュー連載の今回は、そんなXperia A4をチェックしていく。
外観はXperia Z4とは異なる路線に
Xperia Z4はXperia Zから続くソリッドな雰囲気をキープしているが、Xperia A4は少し丸くなっている。前モデルであるXperia Z3 Compactともやや異なる路線で、どちらかというと、さらに前のモデルである「Xperia A2」と似た雰囲気といえる。
ディスプレーは4.6型になっており、幅66mmと片手でもラクに指が届くサイズだ。本体の大きさは、66×128×9.1mm、重さが129g。最近の薄型化ブームからすると結構ぶ厚いのだが、バッテリー駆動時間や堅牢性の問題もあるほか、逆に4型クラスで薄すぎると持ちにくくなるため、Xperia Z3 Compactの厚さ8.6mmから0.5mm厚みを増して持ちやすさを重視している。あまり持ち比べを行なえる店舗は多くないが、Xperia Z3 Compactよりもグリップ感が大きく向上したと感じるハズだ。
本体正面を見ると、4.6型ディスプレー以外にも気になるものがある。上部と下部に用意されたステレオスピーカーだ。大半のスマホはモノラルスピーカーを背面に用意しているが、Xperia Z3以降のXperiaシリーズは、フロントステレオスピーカーを採用している。
スマホで音楽を聴く場合はヘッドフォンなどを接続するのが主流だが、防水仕様なのでお風呂や水辺で音楽鑑賞する際には、とても便利。
防水性能はヘッドフォンジャックのみキャップレス防水仕様で、microUSB端子はカバーが付けられる。充電するたびにmicroUSB端子のカバーを開ける必要はあるが、カバーの接続部分は遊びが多く、また360度回転する仕様なので破損しにくそうだ。
また、Xperia Z4ではなくなってしまった充電用クレードルの接点が用意されているのもXperia A4の特徴で、充電用の変換アダプターを別途用意したほうが充電はラクだ。

この連載の記事
-
第558回
スマホ
手のひらサイズでサッと開く!モトローラ「razr 60」を使って感じた驚きの軽さと操作感 -
第557回
スマホ
「ハッセルブラッドウルトラクリア」で撮る世界に感動! OPPO Find X9シリーズは爆速快適に写真を撮りまくれる -
第556回
スマホ
世界初の「水冷」搭載ゲーミングスマホ「REDMAGIC 11 Pro」を日本上陸前にチェック! -
第555回
スマホ
プロ級撮影 × 超速ゲーム! 「Nubia Z80 Ultra」がもたらすハイスピード革命 -
第554回
スマホ
AI機能も強化のOPPO「Find X9」は特大バッテリーに高画質カメラを搭載! 日本上陸が待ち遠しい! -
第553回
スマホ
「Xiaomi 17 Pro Max」はiPhone 17 Pro Maxのようでサブ画面まで! ケースを付ければゲームも! -
第552回
スマホ
超人気ファンタジードラマとガチコラボの「realme 15 Pro 5G Game of Thrones」レビュー -
第551回
スマホ
Pixelの大画面はどちらが正解? Pixel 10 Pro XLと10 Pro Foldを比較レビュー -
第550回
スマホ
2万円台で11型&90Hzの快適さ! 「OPPO Pad SE」は動画と日常使いに最適な万能ミドルタブだ! -
第549回
スマホ
新生FCNTの“本気”を感じる8万円台ハイエンド「arrows Alpha」がかなりイイ! -
第548回
スマホ
AIスマートグラス対決! HTC「VIVE Eagle」とシャオミ「Xiaomi AI Glasses」を比較した - この連載の一覧へ











