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最新端末を丸裸! スマートフォン定点観測 第140回

Xperia、Galaxy、AQUOS、比較的小型な夏スマホのスタミナは?

2015年09月14日 12時00分更新

文● 小林 誠 編集● ASCII.jp

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 片手操作もしやすそうな小さめの夏スマホ「Xperia A4」「Galaxy S6」「AQUOS EVER」を比較してきたスマホ定点観測。本体サイズが小さめなので、バッテリー容量もさほど大きくない。果たしてスタミナはどの程度か? これまで紹介できなかった便利そうな機能や設定も合わせて取り上げ、総合優勝の機種を決める!

Xperia A4

Galaxy S6

AQUOS EVER

Galaxy S6が2勝で迎えた最終戦
Xperia A4は1勝、AQUOS EVERは0勝だが?

 ドコモ「Xperia A4 SO-04G」「Galaxy S6 SC-05G」「AQUOS EVER SH-04G」を比較してきたが、ここまでスペック&料金(関連記事)とカメラ(関連記事)でGalaxy S6、スピードチェック(関連記事)ではXperia A4が勝利と続いている。AQUOS EVERは0勝だが、スペックがやや低く、本体価格は安め、という位置付けであることを考えれば、十分健闘していると言える。

 まずは、そのスペックをおさらいすると、以下のとおり。

  ドコモ
「Xperia A4
SO-04G」
ドコモ
「Galaxy S6
SC-05G」
ドコモ
「AQUOS EVER
SH-04G」
メーカー ソニーモバイル サムスン電子 シャープ
本体サイズ 約66×128×9.1mm 約71×143×6.8mm 約71×133×9.7mm
重量 約129g 約138g 約139g
画面サイズ 4.6型 5.1型 5型
画面解像度 720×1280ドット 1440×2560ドット 720×1280ドット
OS Android 5.0.2 Android 5.0.2 Android 5.0.2
CPU クアッドコア
2.5GHz
オクタコア
2.1GHz+1.5GHz
クアッドコア
1.2GHz
ROM/RAM 16GB/2GB 32GB/3GB 16GB/2GB
メモリーカード microSDXC(128GB) × microSDHC(32GB)
下り最大通信速度 150Mbps 225Mbps 150Mbps
4G対応周波数 2GHz/1.7GHz
/1.5GHz/800MHz
2GHz/1.7GHz
/1.5GHz/800MHz
/700MHz
2GHz/1.7GHz
/1.5GHz/800MHz
/700MHz(海外のみ)
キャリアアグリゲーション × ×
VoLTE
連続通話時間 990分 930分 960分
無線LAN IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11ac
(2.4/5GHz対応)
IEEE802.11n
(2.4GHz対応)
テザリング
カメラ画素数 2070万画素 1600万画素 1310万画素
インカメラ 220万画素 500万画素 210万画素
防水/防塵 IPX5/
IPX8/IP6X
×/× IPX5/IPX7/
×
ワンセグ連続視聴 9時間50分 7時間40分 ×
フルセグ連続視聴 × × ×
FeliCa
赤外線通信
NFC
Bluetooth 4.0 4.1 4.0
MHL(HDMI) ×
Miracast
SIM形状 nanoSIM nanoSIM nanoSIM
バッテリー容量 2600mAh 2550mAh 2450mAh
Qi × ×
カラバリ Blue、White、Gray、Pink Gold Platinum、White Pearl、Black Sapphire Gold、Pink、White、Black

 3000mAhのバッテリーが当たり前のように搭載されている時代だが、この3機種は2450~2600mAhと大容量とは言いがたい。一方でスタミナ性能もアピールしているメーカーの端末で、同じシリーズの他の機種では良い成績を残している。

 だが大容量バッテリー搭載機と比べた場合、やはり差があるのでは? とも思う。果たして実際はどうなのか、2つのテストで見ていこう。

YouTubeの2時間再生テストは
Xperia A4、AQUOS EVERが並ぶ

 まず最初のテストはYouTubeの2時間連続再生テスト。3台を満充電にしたうえで、同時に同じ動画を2時間再生し続けた。バッテリーの消費経過はアプリの「Battery Mix」を使用して記録。スマホ側の設定は、ほぼ初期設定のままだが、筆者宅のWi-Fiに接続し、同じGoogleアカウントで同期、画面の明るさは自動調整、音量は中くらいに手動設定、GPSは有効、Bluetoothは無効としている。

  Xperia A4 Galaxy S6 AQUOS EVER
2時間視聴後の
バッテリー残量
74% 71% 74%

 残量74%で並んだのがXperia A4とAQUOS EVER。そして残量71%で続いたのがGalaxy S6。このテストで残量が70%台というのは、3機種ともごく普通レベルのバッテリー持ちという印象。

 ただし並べてみると、画面が一際明るいのはAQUOS EVER。Xperia A4は一番暗く感じる。Galaxy S6は中間の明るさだが、どちらかといえばXperiaに近い。同じバッテリー消費なら画面は明るいほうが良い、というわけでAQUOS EVERがリードという判断になった。

すべて明るさは「自動」にしているが、AQUOS EVERが一番明るかった

カメラ、Kindle、マップの連続使用
最終的にXperia A4が1%差で勝利

 次のバッテリーテストは複数の機能を連続で使い、バッテリーの消費経過を見る。ここでもアプリの「Battery Mix」を使用。まずカメラで静止画50枚を撮影し、続いて10分間の動画を撮影、さらにWi-FiでKindleをインストールし、1冊の電子コミックをダウンロードして読み終える。さらにそのままGoogleマップを起動して外出し、30分間ナビを使い移動する。

  Xperia A4 Galaxy S6 AQUOS EVER
カメラ撮影後 94% 93% 95%
電子書籍1冊 90% 84% 91%
マップGPS30分 81% 65% 80%

 Xperia A4とAQUOS EVERが1%をめぐる戦いを繰り広げた。カメラ、Kindleを読み終えるまではAQUOS EVERがリードしていたが、最後のマップでXperia A4が逆転。この2機種はバッテリー残量が80%台と優秀だ。

 一方のGalaxy S6はカメラ終了時点は僅差だが、Kindleを読み終えたところで大きく差がつきはじめ、マップを使うと30分間に19%も減ってしまった。前サイクルのGalaxy S6 edgeのテストもそうだったが、夏場に検証しているということで、もともと熱くなりやすいうえ、Galaxyの2機種は金属筐体のせいか手で持つのがためらわれるほど熱くなった。

 もちろん設定を調整すればある程度対応はできるだろう。また他のスマホにも言えるが、使う機能によって発熱しやすい、バッテリーの消費が大きくなりやすい、という得意・不得意もあるようだ。

 そんな発熱視点でみるとAQUOS EVERは3機種中、一番熱くはならず、本体の温度が上昇すると画面の明るさを抑える機能が自動的に働いていた。またXperia A4もあまり熱くならない印象だった。

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