OSのチューニングはあまりない?
Xperia Z以降、Xperiaのホームは基本的にシンプルなものが継承されており、Xperia A4もその例に漏れることなく、シンプルでサクサクした挙動を見せてくれる。そのため、別途ホームアプリを用意する必要がないのもポイントだ。
機能を見てみると、ソニーのモバイル向け超解像エンジン「X-Reality for mobile」は、Xperia Z3 Compactよりも大人しくなった。厳密にはXperia Z Ultra以降、バキバキと高解像度化というよりはナチュラル路線であり、Xperia A4ではそれがさらに強化された。そのため、別端末やPCで写真データを見た場合も、あまり違和感を感じにくいだろう。
次にサウンド。オーティオ機能としてサウンド設定を最適化するClearAudio+とヘッドフォン用サラウンド機能VPT、スピーカー用サウンドエフェクトS-Force Front Surroundが用意されている。好みに応じて設定を決める部分だが、デフォルトではすべてオフ。まずはClearAudio+単体からチェックしてみるといいだろう。
電源管理は豊富だ。通常モードに加えて、STAMINAモード、低バッテリーモード、緊急省電力モードの4つがあり、ゲームをしないのであればSTAMINAモードでもストレスを感じることはない。SNS系アプリやウェブブラウズ程度であれば、通常モードにする必要もないだろう。
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