【au2015夏スマホ】isai/HTC J/Xperia揃い踏み! AQUOSに超タフスマホも 第12回
水中撮影もできる! 最強タフネススマホ「TORQUE」の凄さを確認!
2015年05月16日 12時00分更新
昨夏モデルで登場し、ASCII.jpでも驚くほど大きな注目を集めた「TORQUE G01」。さらにタフさを増して、1年ぶりの新モデル「G02」が登場した。写真を中心に詳しく見ていこう。
水中撮影専用のモードで
海中の景色がクリアに残せる
従来モデルも防水、防塵、耐衝撃、耐振動、耐日射、防湿、低温/高温、低圧、塩水と多数のMIL準拠の耐久試験をクリアしていたが、今回は耐氷結に加えて、独自テストで耐海水、耐荷重を確認したとのこと。
この中でも今回目玉とされたのが、耐海水だ。1.5メートルまでの海中で利用できるほか、気圧センサーとタッチパネルで水中であることを確認すると、カメラは専用モードに自動的に移行する。
具体的には、水中ではタッチパネルが利用できないため、ボリュームキーなどでメニューを操作、カメラキーで写真が撮れる。さらに水中では写真がどうしても歪んでしまうため、専用の画像処理でそれを補正するのだ。
過酷な環境で利用するための工夫はそのほかにも数多い。スピーカーは背面に大きなものが2つ設置され、100dB以上の大音量により自然の騒音などにも対抗できるほか、京セラ端末でおなじみの画面全体が震えて音を伝達する「スマートソニックレシーバー」で通話がしやすくなっている。
また純正オプションとして用意されるのが、リュックなどに付けられるフック付きの専用ホルダー。前モデルのホルダーは背面前部が覆われ、サイズが大きくなってしまったが、今回は端末側面の穴に引っかけるタイプで、端末はほぼむき出しの状態のまま利用できる。
ハイスペックではないがIGZO液晶搭載で省電力
バッテリー交換対応なのはうれしい改良点
スペック面で見ていくと、CPUはクアッドコアのSnaodragon 400(MSM8928) 1.4GHz、ディスプレーは4.7型HD液晶(720×1280ドット)とフラグシップ級とは言えないが、逆に消費電力は小さくなると考えられる。液晶パネルはIGZOでこの点でもバッテリーの持ちに期待が持てる。
バッテリー容量は2910mAhで、今回からユーザーによる交換も可能になった。数日以上、電気が通っていない場所で利用する場合も予備バッテリーで対応できるため、心強い仕様だ。またmicroUSB端子はしっかりしたキャップの下にあるが、その代わりにQiによるワイヤレス充電が可能なのは前モデルと同様だ。
本体サイズは約72×147×14.2mm(暫定値)で、4.5型液晶だった前モデルの約69×136×13.5mmより一回り大きい。重量は現時点では「測定中」との発表だが、200g強になるとのことで、こちらも前モデルの約185gより重い。ネットワークではVoLTEやWiMAX 2+にも対応。ワンセグも利用できるので、情報収集に役立ちそうだ。
カラバリはレッド、ブラックの2色に、今回グリーンが追加された。レッドはドゥカティのイメージを参考にしたということでアグレッシブな印象、ブラックは武骨なTORQUEをさらに力強くした感があり、グリーンは爽やかなイメージとそれぞれの魅力がある。
発売は7月上旬を予定。前モデル以上に、さらに大きな注目を集めそうな1台だ。
(次ページでは、「レッドとブラックの写真に詳細スペック表」)
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