COMPUTEX TAIPEI 2014の会場である南港展覧館に巨大ブースを構えるMSIでは、ハイエンドユーザー注目の未発表マザーボードが展示中。気になる2枚をチェックしておこう。

南港展覧館に巨大ブースを構えるMSI
まず初めに紹介するのが、チップセットにIntel X99 Expressを搭載するというHaswell-E対応のマザーボードだ。スペックシートに記載されているソケット表記は、現行のLGA 2011とは異なる「LGA2011-v3」。インテルの未発表チップセットを採用した製品で、COMPUTEXというお祭りならではの展示といえる。
こちらでもお伝えしている通り、DDR4メモリーの展示もいくつか確認できた。マザーボードも開発は順調なのだろうか。肝心のHaswell-Eがなければ使用できないので、CPUの開発状況も気になるところだ。
もうひとつ取り上げるのは、USB 3.1をサポートするというIntel Z97 Expressチップセット搭載のマザーボード。先日より秋葉原でも販売されている「Z97S SLI PLUS」をベースにASMedia製コントローラー「ASM 1142」を追加搭載した。
実際に動作していたわけではないが、転送速度10Gbpsを実現する新型インターフェースとして、こちらも注目の技術といえそうだ。

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