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COMPUTEX TAIPEI 2014レポート 第24回

Philipsが液晶2台を合体させた38インチ液晶をCOMPUTEXで公開

2014年06月07日 00時33分更新

文● ASCII.jp編集部 北村

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 Philipsが、2台の19インチ液晶を1つにした38インチディスプレー「19DP6QJNS」をCOMPUTEXで公開した。今秋発売予定で価格は未定。

Philipsの2-in-1ディスプレー「19DP6QJNS」

 19インチのIPS液晶ディスプレー2台を左右に並べた形の38インチディスプレー。ディスプレーはそれぞれ22.5度まで手前に傾けられるので、V字型に配置することも可能だ。

好きな角度に傾けられる。右の写真は左右それぞれ最大の22.5度まで傾けた状態

 驚くことにこの製品、ベゼルがわずか3.5mmしかない。実際に画面を表示するデモを行なっていなかったので、どれほど目立たないか確認できなかったが、V字型に配置した場合はほぼシームレスに近い状態に見えるはずだ。肝心の解像度は非公開で、表示デモも行なってないので現在のところ不明。

各液晶ごとに映像入力端子とUSBポートを備える

 各ディスプレーはそれぞれに入力端子があり、1つはDisplayPortとD-sub、もう1つはHDMIとD-subを備えている。1台のPCでデュアルディスプレーにしてもいいし、2台のPCを接続することもできる。

Computex design & innovation Award 2014の金賞を受賞

 この製品の活用法で真っ先に思い浮かぶのはやはりゲームだろう。これまでデュアルディスプレーでゲームをプレイした場合、いくら狭額ベゼルといえども、中央にベゼルの縦線がくっきり見えてしまった。この製品なら中央の境界線をほぼ無視できるレベルなのではないだろうか。発売が待ち遠しい製品だといえる。

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