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性能も機動力も最高峰! 「VAIO Z」ロードテスト 第5回

「VAIO Z」を買ったらすぐに確認すべき標準収録ソフトは?

2012年03月12日 11時00分更新

文● 高橋量

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 これまで「VAIO Z」のハードウェア的な魅力を紹介してきたが、連載第第5回ではプリインストールされているアプリケーションについて触れたい。セキュリティーソフトやオフィスソフトなど日常的に使うソフトを、購入してスグに利用できるのだ。

VAIO Zのデスクトップ画面。ランチャー「VAIO Gate」から各アプリを起動するため、デスクトップ上のアイコンはごみ箱のみ

直販サイト「ソニーストア」限定販売のVAIOオーナーメイドモデル「VPCZ23AJ」(写真はシルバー)

試用機の主なスペック
製品名 VAIO Z
型番 VPCZ23AJ(Silver)
CPU Intel Core i7-2640M(2.8GHz)
メインメモリー 8GB
ディスプレー(最大解像度) 13.1型ワイド(1600×900ドット)、LEDバックライト
グラフィックス機能 AMD Radeon 6650M(1GB、Power Media Dock接続時)、Intel HD Graphics 3000(CPU内蔵)
ストレージ 256GB 第3世代SSD(128GB×2)
本体サイズ/重量 約幅330×奥行き210×高さ16.65mm/約1.165kg、Power Media Dock:約幅148×奥行き220×高さ16.65mm/約685g
バッテリー駆動時間 約9時間

使って便利なVAIOオリジナルアプリケーション

 VAIO Zには、標準でさまざまなアプリケーションがプリインストールされている。そのうち、主な純正ソフトは以下のとおりだ。

  • マルチメディアコンテンツ再生・管理ソフト「Media Gallery」
  • モバイル機器向けコンテンツ管理ソフト「Media Go」
  • PS3連携ソフト「リモートキーボード」「リモートプレイ」
  • 音楽検索ソフト「TrackID with BRAVIA」
  • ネットワークビデオプレーヤー「VAIO ホームネットワークビデオプレーヤー」
  • 動画編集ソフト「PlayMemories Home for VAIO」
  • トラブル診断/修復ソフト「VAIO Care」
  • サポートツール「VAIO ハードウェア診断ツール」
  • アプリケーションランチャー「VAIO Gate」

「Media Gallery」

 「Media Gallery」は、動画や写真、音楽などを管理・再生するためのソフトだ。特徴的なのは、ユーザーの閲覧履歴を独自に解析して、そのときそのときでオススメのコンテンツをピックアップしてくれる機能。さらに再生中のコンテンツに関連した写真や動画なども手軽に楽しめる。

オススメコンテンツを自動的にピックアップする「Media Gallery」

「Media Go」

 「Media Go」は、PSPやXperiaなどのモバイル機器とマルチメディアコンテンツをやり取りするためのツール。端末のデータをVAIOに取り込んだり、VAIO内のファイルをモバイル機器に転送することが可能だ。

動画や音楽をやり取りできるほか、「Store」で購入したPSP用のゲームを端末転送可能

「リモートキーボード」「リモートプレイ」
「TrackID with BRAVIA」

 ほかのソニー製品を所有しているなら、さらにVAIO Zを活用できる。「リモートキーボード」は、PS3やRemote Keyboard対応液晶テレビなどでVAIO Zのキーボードを利用できるソフト。また「リモートプレイ」を使えば、ネットワーク接続したPS3をVAIO Zの画面で操作できる。

 「TrackID with BRAVIA」は、液晶テレビ「BRAVIA」で再生中の音楽を検索できるソフト。番組やCMで流れている曲の情報を手軽に入手することが可能だ。「VAIO ホームネットワークビデオプレーヤー 」は、PCやブルーレイレコーダーで録画した番組をほかのVAIOで視聴できる。

「VAIO Care」「VAIO ハードウェア診断ツール」

 サポートソフトが充実しているのもうれしい。VAIO Zの調子がおかしいと感じたら、まずは「VAIO Care」でシステムを診断してみよう。問題点が見つかったら、スグに修復できるのも便利だ。

システムの不具合を診断する「VAIO Care」

 故障かなと思ったときは、「VAIO ハードウェア診断ツール」を使うといい。ハードウェア的な不具合があるかどうかを診断可能だ。

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