満充電までは長いが……
充電器としての性能は良好
ビジュアルやら携行性がバッチリというのはすでに紹介した通りだが、本来のバッテリーとしての性能はどうなのだろうか。出力0.7Aという時点で、モバブのように急速充電なんてのは無理というのはわかる。その前に気になるのは充電時間ではないだろうか。
入力はDC 5V 0.7Aになっているので、USB規格そのままの充電だ。カタログスペックでは、16時間ほどとなっており、この時点で毎日持ち歩く派には不向き。実測では14時間ほどで満充電になったが、それでも長い。9600mAhもあるから仕方ないのだが、たとえば、8時間充電すれば70%ほどになるため、ちゃんと家に帰宅するのであれば問題ないし、出先で充電しておくこともできる。
では、充電チェックだ。今回はiPhone 4S、Xperia ray、iPad 2、HYBRID W-ZERO 3の4台。メインストリームに乗る端末ばかりだが、iPhone 4SとXperia系で充電できれば、ほかの端末でも大抵はOKのはずなので、参考にしてほしい。
モバイルバッテリーも2台持ちしようぜ!!
さて、9600mAhもあるので、Xperia ray(1500mAh)を単純計算で6回はフル充電できるはずだ。ただ出力は0.7Aで急速充電はできないが、移動中に使わない端末の充電にはピッタリだと、1日持ち歩いて感じた。急ぎで充電したい用にeneloop mobile booster、カフェなどで使う端末用にPower master Power Packがよさそうだと感じた。もちろん、3台以上の端末を持ち歩くヘビーーユーザー前提の提案だが(笑)。
充電時間が14~16時間なので毎日は出歩かないという人や、会社などで充電可能であるなら問題はないだろう。また容量が大きいので、1度や2度スマホを充電したあと、Power master Power Packの方を充電し忘れても大丈夫というのもいいところだ。とりあえず、筆者は通知機能の追加などでバッテリーの減りが激しいiPhone 4S専用としてしばらく使い込んでみようかと考えている。
■Amazon.co.jpで購入
ネタをご提供くださるメーカー様、募集中!
メーカー様へ。当連載で容赦なく弄り倒してほしい、ご自慢の製品がございましたら、こちらのお問い合わせフォームより編集部までご連絡ください!!
この連載の記事
-
第20回
PC
スマホと連動して近未来アクションが楽しめる「SmartWatch MN2」 -
第19回
PC
無料から有料アプリまで、イカした写真はAndroidアプリで撮れ!! -
第18回
PC
Web上で画像編集もできるフォトブックサービスをチェック -
第17回
PC
自立Tweet型ワットチェッカーが当家に襲来! -
第16回
PC
iPhoneでも操作できる! ウェラブルビデオカム「Looxcie 2」 -
第15回
PC
iPadとノートが同時充電できる12000mAhモバイルバッテリー -
第14回
PC
萌えパンチにメガネケース!? iPhone&Androidアプリを紹介 -
第13回
PC
当日に安く泊まれるホテルがすぐにわかっちゃう「yoyaQ」 -
第12回
PC
新型Sony Readerを試す! E Inkはやっぱり読みやすい -
第11回
PC
iPhoneで撮った写真をA6フルカラー冊子にしよう!! -
第10回
PC
にゃんこ型トイカメラは写りだけじゃなく見た目も楽しい! - この連載の一覧へ