消費電力チェックの定番ガジェット「ワットチェッカー」。愛用している自作PCユーザーも多いと思うが、コンセントの位置が遠くてベンチをしながらPCの挙動と消費電力を見るのが辛かったり、コンセントが奥まった場所にあるから見るのが大変という理由でスルーしていた人もいるのではないだろうか。
そんな状況を打破できそうなのがサンワサプライ「ワットチェッカーTweet TAP-TST9」。指定したアカウントで消費電力をTwitterにツイートしてくれる。たとえば、10分おきに通知するように設定しておけば、出先からでも自宅のサーバーや家電などの消費電力が確認できる。なお、ローカルネットワーク上で接続して、PCからモニタリングもできればいいじゃないのとか思った人は、サンワサプライに要望を出そう。筆者もその機能がほしい。
見た目はいわゆる「ワットチェッカー」
見た目は既存の「ワットチェッカー」となんら変わりなく、大きな違いといえば、価格だろうか。希望小売価格が2万9400円。実勢価格は2万円前半だが、どこからでも消費電力がわかるとはいえ、少し悩んでしまう価格だ。それゆえ、人柱待ちが多そうなので本連載で取り上げることになった。
まずは大きさ。幅60mm×高さ130mm×奥行き36mmで、重量は約145g。横幅があるため、コンセントの干渉を計算にいれなくてはならない。延長ケーブルで逃がしておくのもひとつの手だろう。
液晶の表示は本体中央のボタンで切替可能。Volt(電圧)、Amp(電流)、Watt(有効電力)、VA(皮相電力)、Hz(周波数)/RF(力率)は2回押しでHz、RF切替、KWh(積算電力量)/Hour(積算時間、2回押しでKWh、Hour切替と、すでにワットチェッカーを導入している人ならば、お馴染みの配列だ。純粋に消費電力を調べたいときは、Wattを設定しておけばいい。また積算電力量を調べたいときは、kWhでいい。
ひとつ違う点をいえばVoltを押しながらコンセントに差し込み、そのままボタンを押し続けると、NETに切り替わる。「ワットチェッカーTweet」のキモであるツイート機能を使うためのWi-Fi設定に入るためのモードだ。詳しくは次のページで!
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