Androidスマホは、2011年のモデルからようやくカメラ機能に注力した端末が増えたこともあり、TwitterやFacebookなどで、ちょっと加工した写真をアップロードする人も多いのではないだろうか。また写真撮影・共有アプリ「Instagram」で楽しんでいる人もいるだろう。Instagramは、レトロ風エフェクトに加工できたり、友人と写真を共有して楽しめるアプリだ。スマホが登場してからのムーブメントの1つで、トイデジな描写が一気に普及……、というか再評価されたといってもいい。
さて、本連載の担当編集は最近スマホユーザーになったばかりで「FxCameraいいっすよ~」などというのだが、実際のところ、Android愛用歴が長い人はご存じかと思うが、意外と鉄板的扱いを受けるカメラアプリは、ここ1年ほど変化していない。FxCamera自体のデキがよく、無料なのもあるのだが、これには理由がある。AndroidはiOSデバイスのように、意欲的なアプリの登場は正直少なかったのだ。ただ最近は、OSがこなれてきたこともあり、大体の端末で安定して動作するカメラアプリが増えている。というわけで、担当編集氏が「なんか教えて~」というので、今回はオススメのカメラアプリを紹介していこう。
組み合わせたエフェクトとフレームで遊ぶなら
Vignette
作者:neilandtheresa
価格:327円
有料アプリで327円。筆者は有料無料問わずに利用している。微妙に迷う価格でも、それ以上の価値がある。レトロ調やトイデジライクな描写を得意にしており、組み合わせが豊富。初期状態では、“Holga-style”や“Polaroid-style”など、おなじみのエフェクトが用意されている。ほかのアプリよりもやや色は濃くなる印象がある。また搭載されているエフェクトを組み合わせて、自分オリジナルのエフェクトも作成できる。Filterは76種類、Frameは57種類も用意されている。Filterはカスタマイズ可能で、色味を変更できるなど、思いっきりこだわりたい人にもOK。また……というべきか、本アプリの最大の遊び方は、すべてをランダム設定にしたエフェクトを用意しておいて撮影することだと感じている。シャッターを切って、表示されるまではどうなるかわからない。それが楽しい。
軽快なインターフェースでエフェクト遊びができる
Little Photo
作者:Moment
価格:無料
「Little Photo」は無料ながら、わかりやすいインターフェースでエフェクトの重ね掛け遊びが楽しめる。さらに動作も軽い。エフェクトの数は70種類以上で、レトロ調から白黒、メタル調まで幅広く用意されている。エフェクトは標準だとちょっと濃い目にかかるのだが、適応度を調整できるため、自分好みに仕上げやすい。ちなみに、筆者が愛用している理由はエフェクトが基本的にギトギトしていて、金属パーツや光沢面がセクシーになりやすいからだ。エフェクトをかける前の状態に戻す機能もあるので、不慣れな人も安心だ。
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