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週刊 PC&周辺機器レビュー 第115回

ジェスチャで操作する新機軸のマウス TOUCH MOUSE

2011年09月02日 12時00分更新

文● 池田圭一

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 ノートパソコンのポインティングデバイスとして普及したタッチパッド。このセンサー部分をマウスに載せるという発想はアップルの「Magic Mouse」が先行して導入した。伝統的に1ボタン操作を採用してきたMac OSにとって、多彩な操作をフリックやスワイプといった指の動きで操作できるのはメリットがあった。

 マウスやキーボードの大手でもあるマイクロソフトからも、Windows 7用としてタッチ対応マウス2製品が登場した。ボタンの代わりにマルチタッチセンサーを搭載した「Microsoft TOUCH MOUSE」(タッチマウス)と、タッチセンサーを中央に配した「Microsoft Explorer Touch mouse」(エクスプローラー タッチマウス)の2製品を紹介する。

エルゴノミクス応用の手にフィットする形状

TOUCH MOUSE(左)とExplorer Touch mouse。どちらも超小型のワイヤレス受信機「ナノトランシーバー」が付属する

 冒頭から値段の話で恐縮だが、TOUCH MOUSEの価格は7980円、Explorer Touch mouseは4935円である。価格の違いはパッケージでも一目瞭然。特に鑑賞用ケースとでも言えそうな、TOUCH MOUSEのケースは印象的だ。

ディスプレイケースにきっちり固定されたTOUCH MOUSE(左)。Explorer Touch mouseはありふれたクリアパッケージ

 両者とも後部にふくらみがあり、前方が低くわずかに広がった形状をしている。いわゆるエルゴノミクス(人間工学)が応用されており、軽く手を乗せると手の平にフィットして、指が自然とタッチセンサー部分(マウスボタン部分)に配置される。手のくぼみにぴったり納まるため、マウスを握るように力をいれなくてもマウスが軽く動き、手の動きに追従するのがいい。

 どちらもWindows 7に特化したワイヤレスマウスで、超小型のUSBナノトランシーバーが付属する(2.4GHz帯独自方式)。出荷時にマウス本体とトランシーバーのペアリングは済んでいるので、USBポートにナノトランシーバーを差し込めば、すぐに使えるようになる。また光学センサー部分に、「BlueTrackテクノロジ」を採用しているのも特徴といえる。

デザイン秀逸!
タッチセンサーの広いTOUCH MOUSE

 それぞれを見ていこう。TOUCH MOUSEをケースから取り出してみる。上から見るとナスを途中で切ったような形状だが、横から見ると艶かしくも見える。1枚の紙を左右にやわらかく巻き込んだナチュナルな曲面を、前と後ろでスパッと直線的に切り取っている。「自然と人工の融和」とでも言うのか、デザイン的にも目新しさがある。

「X」マークが刻まれている部分が、マルチタッチ対応のタッチセンサー。前方の上部から側面まで巻き込むように配置される

 小さな「X」マークが多数並んだ部分が、静電容量式のタッチセンサーになっている。中央には細長い溝がある。溝の左右の部分はボタンとして機能し、上部全体がシーソーのように左右に沈み込むことで、クリック操作を可能にしている。

上部全体が沈み込むようにボタンとして機能するが、シーソータイプのため微妙な力の入れ具合で左右を押し分けられる。側面のタッチセンサーは親指で操作する

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