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週刊 PC&周辺機器レビュー 第115回

ジェスチャで操作する新機軸のマウス TOUCH MOUSE

2011年09月02日 12時00分更新

文● 池田圭一

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IntelliPointを使うと、左右ボタンに加えて、ストリップ上のボタン(前、中央、後ろ)にも、アプリケーションごとに各種機能を割り当てられる

 さらに、ストリップの前/中央/後ろを押すと、3ボタンとして機能する。指を前後に動かしたときに、ストリップがコツコツと反応する振動フィードバックもユニークだ。ホイールをまわしているような感覚が指先に伝わる。IntelliPointでは、左右ボタンとストリップの3つボタンのすべてで、ボタン割り当ての変更が可能だ。

 必要システムとして、TOUCH MOUSEはWindows 7、Explorer Touch mouseはWindows 7/Vista/32bit版のXPをあげている。それでは「TOUCH MOUSEはWindows XPで使えない」かというと、必ずしもそうではないようだ。ためしに32bit版Windows XP環境にセットしたところ、2つボタンのHID準拠マウスとしては動作した(ジェスチャは使えない)。

 ポインティングデバイス、特にマウスの使い心地は人それぞれに異なるものであろう。エルゴノミクスを応用していても、万人の手の大きさや動かし方にぴったり対応できるわけではなく、いうなれば靴と同じだ。履いて、しばらく歩いてみないと合う合わないがわかりにくい。Explorer Touch mouse はよいとしても、TOUCH MOUSEはマウスとしては高額である。興味を持った方は、店頭デモなどで実際に触れて、操作やサイズの具合を確認してほしい。

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筆者紹介─池田圭一

月刊アスキー、Super ASCIIの編集を経てフリーの編集・ライターに。パソコン・ネットワーク・デジタルカメラなど雑誌・Web媒体への企画提供・執筆を行なう一方、天文や生物など科学分野の取材記事も手がける。理科好き大人向け雑誌「RikaTan」編集委員。デジイチ散歩で空と月と猫を撮る日常。近著は「失敗の科学」(技術評論社)、「光る生き物」(技術評論社)、「これだけは知っておきたい生きるための科学常識」(東京書籍)、「科学実験キット&グッズ大研究」(東京書籍)、「やっぱり安心水道水」(水道産業新聞社)など。


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