このページの本文へ

週刊 PC&周辺機器レビュー 第103回

プロジェクターを内蔵できるモバイルノート SH76/D

2011年05月27日 12時00分更新

文● 池田圭一

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

モバイルプロジェクターユニットの実力はいかに?

モバイルプロジェクターユニット(右)とDVDスーパーマルチドライブを並べて。プロジェクターはSHシリーズの専用オプションである

 今回はモバイルプロジェクターユニットの試作品を試用できた。これは最近増えている、半導体素子の反射鏡(DMD)で光をコントロールして像を映し出すプロジェクター(DLPプロジェクター)を、光学ドライブサイズに小型化したものだ。ユニット背面には電源用のSATAコネクターと、富士通独自のコネクターが見える(ドライバーの情報などからUSB 2.0と思われる)。

使用時には、操作ボタンが見えるところまで引き出して使う。レンズの左に見えるのがピント調節用のダイヤル

 モバイルプロジェクターユニットをSH76/Dにセットしたのち、プロジェクター部分を引き出すと電源が入り、Windowsからは表示解像度800×600ドットのプロジェクターとして認識される。ここでユニット側の電源ボタンを押すと投影が開始される。レンズから眩しい光(光源は高輝度LED)が放射されて、プロジェクター内の空冷ファンが回る。

使用時の様子。レンズが明るく輝いている

 上下角度の調整は、モバイルプロジェクターユニットの引き出したレンズ部分を傾ける。さらにピント調整つまみを合わせると、上下のゆがみを調整できる。明るさは2段階で切り替えられる。

投影レンズの角度は、水平~垂直まで90度ほど傾けられる。天井への投影も可能だ

投影画面はかなり明るく、室内光のもとでも十分に使える。発色もきれいだ

カテゴリートップへ

この連載の記事

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン