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猛暑を乗り切れ! パソコンで節電特集第1回

ピークシフトに注目! 1番節電上手なノートパソコンはどれだ?

2011年07月19日 12時00分更新

文● 二瓶 朗

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 連日真夏日を迎えている昨今、いよいよ本格的な夏が到来した。そしてこの夏のキーワードのひとつが「節電」だ。「エアコンの設定温度を上げろ」だの「ムダな照明は消せ」だの、さまざまな手段で誰もが節電に協力しようとしている。それはパソコンにおいても同じこと。そこで本特集では、パソコンの「節電」についてとりあげたい。

 まず第1回は、パソコンメーカー各社が2011年夏モデルに搭載した「省電力機能」とピーク電力需要の低減に貢献する「ピークシフト機能」について、その使い勝手を見てみる。

省電力とピークシフト

 Windowsには標準機能として、電力消費に関する設定をまとめた「電源オプション」が搭載されている。ここから電源プランを設定すれば、パソコンの電力消費を抑えて、省電力に貢献することができる。一方日本の大手パソコンメーカー各社は、Windows標準の電力設定機能をカスタマイズして、オリジナルの省電力設定アプリを搭載することが多い。それら設定アプリを利用すれば、より容易に省電力を実現できるというわけだ。

 また、この夏の節電は単に「電力消費を抑える」だけでなく、「電力需要ピーク時の使用電力を下げる」という大きな目標がある。その目標達成に貢献するべく、最新のノートパソコンでは「ピークシフト機能」と呼ばれる節電機能が注目されることとなった。

 ピークシフト機能とは、夏の電力需要が最も高まる時間帯である日中には、なるべく内蔵バッテリーを使ってパソコンを動作させて、需要が一段落した夜間になったら、ACアダプター経由でパソコンの動作とバッテリー充電を行なうという機能である。ACアダプターを接続したまま使っていても、設定に応じてバッテリー給電とACアダプター給電が自動的に切り替わるのだ。

 バッテリーとACアダプターの切り替えということで、当然ながらピークシフト機能に対応するのはノートパソコンとなる。そしてピークシフト機能の実現には、ピークシフト機能が発動している数時間は、バッテリーで動作し続けられる駆動時間の余裕があるという条件も加わる。

 といっても、最近のノートパソコンならハイスペックなA4ノートでも2~3時間はバッテリーのみで駆動可能だから、ほとんどの製品がピークシフト機能への対応が可能だろう。また、従来ピークシフト機能はビジネスノートのみに搭載されるケースが多かったが、この夏の節電意識の高まりから、ビジネスノートのみならず個人向けノートにも搭載されてきている。

 今回取り上げるのは、省電力機能をひとつの製品特徴としている、NEC「LaVie S LS550」、富士通「LIFEBOOK SH76/D」、パナソニック 「Let's note S10」、東芝「Qosmio T751/T8CW」の4機種である。次ページから各製品の省電力機能について見ていこう。

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