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3Dに録画機能にLED! 冬ボで買いたい最新テレビ/BDレコ第2回

シャープ「AQUOS」編――自社開発液晶パネルのメリット!

2010年11月16日 12時00分更新

文● 鳥居一豊

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 今回から各メーカーの最新テレビについて紹介していく。まずはシャープの液晶テレビ「AQUOS」を取り上げる。

 同社は、今や数少ない液晶パネルを自社で開発するメーカーである。ほかの多くのメーカーは表示パネルを他社から供給を受け、自社では高画質化回路や機能開発などで商品化するところが増えており、以前ほど声高に垂直統合のメリットが喧伝されることも減ってきている。

 むしろ、テレビの開発コストと表示パネルの開発コストを二重に抱え込むことによるデメリットも無視できないところだ。

 だが、自社でパネルを開発するメリットも依然として存在する。それは、自社のテレビ生産に適したパネルを設計しやすく、最新の技術を投入した高性能パネルをいち早く採用できるため、他社に対して独自性をアピールしやすいという点だ。というわけで、今回は、それぞれの主なラインナップや注目のモデルの紹介だけでなく、表示パネルの独自性という側面からもテレビ製品の特徴を見ていきたい。


国内メーカーでは最大のラインナップを誇る、液晶のシャープ

通常、赤、緑、青(RGB)のサブピクセル構成される液晶パネルだが、クアトロンはRGBに黄色(Y)を加えることで輝度の向上や黄色やシアンの色表現力がアップした 液晶分子の動きをきめ細かく制御することで、リブ・スリッドを減らし、高開口率、高速応答性、高コントラストを実現した「UV2A」技術
通常、赤、緑、青(RGB)の3つのサブピクセルで構成される液晶パネルだが、クアトロンは黄色(Y)を加えることで輝度の向上や黄色やシアンの色表現力をアップした液晶分子の動きをきめ細かく制御することで、リブ・スリッドを減らし、高開口率、高速応答性、高コントラストを実現した「UV2A」技術

 現在も国内トップシェアを誇るシャープは、製品ラインナップが実に豊富だ。現在のラインナップを見ていくと、まずは表示パネルによって2つに大別される。「4原色液晶技術」搭載の「AQUOSクアトロン」と、従来からの液晶(VAパネル)搭載モデルだ。なお、同社が展開するのは液晶テレビのみとなる(プラズマテレビはない)。


シャープ「AQUOS」のラインナップ
シリーズ名 液晶パネル 画面サイズ 録画機能 実売価格
LB3 3D対応クアトロン(フルHD) 52V/46V BD
USB HDD
50/42万円前後
LV3 3D対応クアトロン(フルHD) 60V/52V/46V/40V USB HDD 60/45/37/26万円前後
LX3 クアトロン(フルHD) 60V/52V/46V/40V USB HDD 50/40/28/18万円前後
XF3 クアトロン(フルHD) 52V/46V ―― 30/25万円前後
DX3 UV2Aパネル(32V型以外フルHD、LED) 52V/46V/40V/32V BD 30/25/18/12万円前後
DR3 UV2Aパネル(フルHD、LED) 40V/32V BD
内蔵HDD(500GB)
25/18万円前後
DZ3 UV2Aパネル(26V以外フルHD、LED)
※20V型はUV2Aパネル非採用
52V/46V/40V/32V/26V/20V USB HDD 35/27/16/14/11/9万円前後
AE UV2Aパネル(フルHD、CCFL) 52V/46V/40V ―― 19/14/9万円前後

 AQUOSクアトロンはすべてLEDバックライト搭載だが、通常の液晶モデルには、ASV液晶と「UV2A技術」搭載パネルが混在し、バックライトもLEDとCCFL(冷陰極管)があるが、今後は「UV2A」パネル+LEDバックライトが主流になっていくものと思われる。また、機能的にはBD内蔵、BD+HDD内蔵、USB HDD対応と、録画可能モデルのバリエーションも多彩だ。 

「LC-46LB3」(左)と「LC-40DZ3」(右)

 このなかで、今回は上位モデルのAQUOSクアトロンから3D対応の「LC-46LB3」(実売価格42万円前後)と、スタンダードモデルの「LC-40DZ3」(実売価格16万円前後)を取り上げる。

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