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週刊 PC&周辺機器レビュー第38回

スタイリッシュなビジネスモバイル Vostro V13の実力は

2010年01月08日 16時00分更新

文● 小西利明/ASCII.jp編集部

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 フットプリントが広めなので、キーボードも主なキーのキーピッチが約19mmと、扱いやすいサイズになっている。キータッチは軽いが、タイプしていても不快なキーのぐらつきなどはなく、不自由なく使える。Enterキーの右側に1列分、キーが並ぶタイプの配列なので、人によっては気になるかもしれない。

週刊アスキーを上に置いて 週刊アスキーを上に置いて。本体の幅は広め
幅には余裕があるキーボード 幅には余裕があるキーボード。タッチパッドはキーボードのホームポジションに合わせて、左寄りに配置。Enterの横に1列キーがあるのは、好みがわかれそうだ

中身はオーソドックスなCULVノート

 Vostro V13をスペック面から見ると、「オーソドックスなCULVノート」という言葉どおりの製品と言える。CPUにはCore 2 Solo SU3500(1.40GHz)またはCeleron 743(1.30GHz)を搭載し、チップセットもIntel GS45 Express。メモリーは2GBで、ストレージは320GB HDD。13.3型ワイド/1366×768ドットのアンチグレアタイプのディスプレーを備える。

 性能面で多少気になるのは、CPUがシングルコアのCore 2 Soloという点だ。CPUアーキテクチャー自体が異なるAtomと比べればはるかにマシだが、速いわけではない。Core 2 Duoを搭載しないのは、放熱面の問題だろうか? 作業の内容にもよるが、リッチな写真や動画を駆使したコンテンツやプレゼンテーションの作成は、少々荷が重い。逆に、それほど負荷がかかる作業はしない程度であれば、メインマシンとして使っても悪くない程度のパフォーマンスはある。

 背面に集中した端子類は、USB×2(うちeSATAコンボが1)、アナログRGB出力、Gigabit Ethernet対応LAN端子がある。このサイズのノートでeSATA端子があるのは利点と言える一方で、デジタル映像出力がないのは少々残念だ。

本体背面
端子類の集中した本体背面。左からLAN、USB/eSATA兼用、USB、アナログRGB出力、電源コネクター
本体右側面
本体右側面。左からExpressCard/34スロット、5in1カードリーダー

 Windowsエクスペリエンスインデックスは3.2で、最低値は例によってグラフィックス関係である。CPUは3.3、HDD性能が5.9と高いのは、評価機がシーゲイト社製の7200rpmのHDDを搭載していたためのようだ。ちなみに、Atom N280(1.66GHz)を搭載するWindows 7 Starter搭載のネットブック「LaVie Light BL330/VA6」の場合、エクスペリエンスインデックスの最低値が2.1で、CPUは2.3。Core 2 Duo SU9400(1.40GHz)搭載のCULVノート「LaVie M LM350/VG6」は、最低値が3.4で、CPUは4.3であった。Vostro V13は「ネットブック以上、デュアルコアCULVノート未満」という、予想どおりの性能を示すようだ。

Vostro V13のWindowsエクスペリエンスインデックスの値 Vostro V13のWindowsエクスペリエンスインデックスの値

 とはいえ、使ってみてもエクスペリエンスインデックスの値ほどは、Core 2 Duoとの性能差があるという印象は受けない。フルHD解像度のAVCHD動画をWindows Media Player 12で再生してみると、CPU負荷は平均で60%程度。HD動画再生にも十分耐えられる。

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