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古田雄介の“顔の見えるインターネット”第61回

死ぬまでに5000本は見たい――巨樹サイトの絶えない愛情

2009年11月23日 12時00分更新

文● 古田雄介

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高橋氏がこれまで対峙した巨樹のなかでも3本の指に入るという「寂心さんのクス」。熊本県の指定天然記念物に指定されている

 ダム水門団地廃道など、何かの魅力にとりつかれ、人生をも捧げる人たちがいる。今回取材した高橋弘氏が20年以上追い続けているのは、巨樹だ。

 日本全国にある有名無名の巨樹を探し出しては出向き、その存在感に圧倒される経験を実に3000回以上も繰り返している。趣味のひとつから本職のライフワークに変わった現在も、まだ見ぬ巨樹への情熱は冷めていない。

 そんな高橋氏が1997年から運営しているサイトが「日本の巨樹・巨木」だ。これまでに出会った巨樹のうち、1000本以上の写真やデータ、エッセイを掲載し、10年間コンスタントに更新を続けている。総合的な掲載マップのほか、樹種別のマップや樹齢樹高に関するコラムなども載せており、そのボリュームは辞典クラスといえるほどだ。

 顔の見えるインターネット 第61回は、高橋氏を駆り立てる巨樹の魅力、そしてその足跡をネットに残す意図について伺った。

日本の巨樹・巨木

 1988年から探訪を続けている巨樹の写真やデータを掲載している。スタートは1997年で、2009年11月現在の収録巨樹数は1000本強。単なる現地レポートにとどまらず、100年近く前の文献や、環境庁の公開データなどを盛り込んでおり、樹高や樹齢などの詳細な情報がまとめられている。アクセス数は通常の日で600~700程度だが、Yahoo! ニュースなどでリンクを張られた際は数万単位に跳ね上がるという

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