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古田雄介の“顔の見えるインターネット”特別編 ― 第1回

「責任の取れる範囲で出ていきたい」メレ子さんの距離の取り方

2012年08月17日 12時00分更新

文● 古田雄介

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先月、東京カルチャーカルチャーにてライブインタビュー「顔の見えるインターネットナイト! 104人目&105人目の『中の人』登場!」が行なわれた(Ustreamでアーカイブを見る)。その内容をもとに、顔の見えるインターネット“特別編”として、取材記事を2回にわたって掲載していきたい。まず1回目の今回は、『メレンゲが腐るほど恋したい』のメレ山メレ子氏だ。

“顔見ナイト”の様子。当連載「顔の見えるインターネット」から生まれた書籍『中の人 ネット界のトップスター26人の素顔』発売を記念して実施された

 メレ山メレ子氏は、ユニークな旅行記の書き手として知られるブロガーだ。旅先で出会った景色や生物、出来事などを独特の視点でユーモラスに書きつづり、選り抜きの写真とセットでアウトプットしている。

 「虫をわしづかみにする程度のちょっとしたワイルドさや不思議ちゃんっぽさを売りにしていると見せかけて、その実態は非常に躾のいきとどいた社畜ですのでご安心ください」というプロフィール欄の記述からも分かるとおり、虫マニアであると同時に、自身の見られ方を俯瞰して利用する、優れたバランス感覚の持ち主でもある。

「イカの町で出会ったモジャモジャ犬『わさお』」(2008年5月26日掲載)。青森を旅行中に訪れた西津軽郡鰺ヶ沢町のイカ焼き店で出会った秋田犬を「わさお」と命名した

 そのバランス感覚は、2008年から続く「わさお」ブームでも光った。青森県の旅行先で見かけた秋田犬を「わさお」と命名して紹介したところ、わさおが大ブレイク。テレビや書籍、さらには映画が作られるほどのスター犬となったが、名付け親であるメレ山氏はブームに乗ることも、わさおネタを避けることもなく、ずっとつかず離れずの距離を保ち続けている。

 予想をはるかに超える大反響を受けたとき、どんな対策をとるのがベストなのか? メレ山氏の言葉に、そのヒントが隠されているかもしれない。

メレンゲが腐るほど恋したい

 2006年6月にスタートしたブログ。初期は随筆的な記事が主だったが、次第に旅行記が中心になっていた。旅行記では数十枚単位の写真を載せており、記事1本あたりのボリュームは大きい。記事の更新は不定期で、ときには1ヵ月以上空くこともある。略称は「メレ腐」。

http://d.hatena.ne.jp/mereco/

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