CyrixとCentaur(IDT)を買収してCPUメーカーとなった台湾VIA Technologies社(以下VIA)。前回に引き続き、今回は買収後のVIAのCPU開発について語ろう。
出たり消えたり、紆余曲折したVIA/Centaurのロードマップ
VIAの子会社として引き続きCPU開発を担当するCentaurは、その後も順調に開発を進める。もともとCentaurは人員数十名という、CPU設計会社としては異様なほどに小規模なだけに(後述するNehemiahの頃で70人程度と、当時のCEOであるグレン・ヘンリー氏に聞いた記憶がある。現在も100名程度のはずだ)、インテルやAMDのように毎年や2年ごとに新製品や新アーキテクチャーを投入する、というのは到底不可能である。その結果、平均3年程度で新製品が投入されるというゆったりしたペースになっているが、マーケットを考えればこれで十分というところなのだろう。
製品投入のペースはともかく、開発計画そのものはかなり意欲的である。1998年から2004年まで、ヘンリー氏は毎年半導体関連学会「MicroProcessor Forum」(MPF)で製品を発表しており、これらの際にロードマップがいろいろ紹介された。ちょっと多いが、以下にそれを示そう。

この連載の記事
-
第858回
デジタル
CES 2026で実機を披露! AMDが発表した最先端AIラックHeliosの最新仕様を独自解説 -
第857回
PC
FinFETを超えるGAA構造の威力! Samsung推進のMBCFETが実現する高性能チップの未来 -
第856回
PC
Rubin Ultra搭載Kyber Rackが放つ100PFlops級ハイスペック性能と3600GB/s超NVLink接続の秘密を解析 -
第855回
PC
配線太さがジュース缶並み!? 800V DC供給で電力損失7~10%削減を可能にする次世代データセンターラック技術 -
第854回
PC
巨大ラジエーターで熱管理! NVIDIA GB200/300搭載NVL72ラックがもたらす次世代AIインフラの全貌 -
第853回
PC
7つのカメラと高度な6DOF・Depthセンサー搭載、Meta Orionが切り開く没入感抜群の新ARスマートグラス技術 -
第852回
PC
Google最新TPU「Ironwood」は前世代比4.7倍の性能向上かつ160Wの低消費電力で圧倒的省エネを実現 -
第851回
PC
Instinct MI400/MI500登場でAI/HPC向けGPUはどう変わる? CoWoS-L採用の詳細も判明 AMD GPUロードマップ -
第850回
デジタル
Zen 6+Zen 6c、そしてZen 7へ! EPYCは256コアへ向かう AMD CPUロードマップ -
第849回
PC
d-MatrixのAIプロセッサーCorsairはNVIDIA GB200に匹敵する性能を600Wの消費電力で実現 -
第848回
PC
消えたTofinoの残響 Intel IPU E2200がつなぐイーサネットの未来 - この連載の一覧へ











