Core i7 975をなんと5GHzで駆動!?
すでに秋葉原では販売が始まっているが、ハイエンド向けCPU「Core i7」シリーズに、新しいラインナップの追加が発表された。
発表されたのは、最上位の「Core i7 975 Extreme Edition」(3.33GHz)と、「Core i7 950」(3.06GHz)の2製品。エンスージアスト向けと言うだけあって、Core i7 975はオーバークロック性能の高さを強調していた。
説明会場では、Core i7 975をなんと5GHzで動作させるというデモまで披露された。デモ機を触ってみたが、CPU性能ベンチマークテスト「Super PI」の100万回計算があっという間に終わるほど速く、しかもSuper PI実行中もCPUメーターは30%程度までしかあがらないほどだった。
ネットトップ向け新プラットフォーム
「Pine Trail-D」発表
2日に開催されたインテルの説明会では、ネットブック向けの新プラットフォーム「Pine Trail」(Pine Trail-M)と、GPU内蔵型Atom「Pineview」が発表された。3日はそれに引き続いて、ネットトップ用の新プラットフォーム「Pine Trail-D」が発表された。
ネットブック向けのPine Trail-Mと同じく、Pine Trail-DもGPUやメモリーコントローラーを内蔵したPineviewをCPUに使用。チップセット側は1チップで済むので、既存のネットブックよりも低消費電力で小さな筐体の実現が容易になるとしている。Pineviewは45nmプロセスで製造され、CPUコアとGPU、メモリーコントローラーはひとつの半導体ダイ上に実装される模様だ。
インテルではネットブックと同様に、ネットトップでもLinux系OS「Moblin 2.0」を強くアピールしている。Pine Trail-D上でMoblinを動かすデモ機も出展され、Atom+Windowsよりも軽快かつリッチなインターネット体験を可能にするとしていた。

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