可動部分が豊富なことで、様々なポーズで展示できる。飾り付けのポーズ決めを楽しもう |
1985年からTV放映されたロボットアニメ「蒼き流星SPTレイズナー」。シリーズなどにならなかった単発作品ではあるが、その後“スーパーロボット大戦”シリーズや“Another Century's Episode”シリーズ、“サンライズ英雄譚”シリーズなどのゲームに登場していることで、ロボット作品として名前を知っている人も多いだろう。
“SPT”とは、この作品における人型ロボットのこと。ガンダムの“モビルスーツ”やパトレイバーの“レイバー”と同じようなニュアンスだ。コクピットは頭部にあり、透明なカバーなどで覆われているのが特徴で、パイロットの姿がしっかりと確認できる。主人公メカである「レイズナー」は、青いボディと高速な戦闘機動が大きな特徴の“SPT”で、特別な戦闘モードである“V-MAX”を発動することで、短期間の間だ超高速移動とバリアのようなモノが発生し、戦場を駆け抜けるのだ。
今回壽屋が発売したのは、この主役SPTである「レイズナー」。同社の新シリーズ“S.U.G.O.Iアクションフィギュア”シリーズの第1弾にあたり、完成品の可動モデルシリーズとして展開していく予定という。キャラクターの特性を再現できるパーツやギミック、動きを再現し、キャラクターイメージを全て楽しめるようにするというから、今後の展開が楽しみだ。
今回の製品では、頭部コクピットのキャノピー展開や、VーMAX発動時モード、ナックルショットなどのギミックを搭載。またグレネードランチャーやアニメ本編では登場しなかった飛行ユニットも付属し、実際には見ることのできなかったレイズナーの戦いをフィギュアで実現できる。
豊富な可動パーツによる色々なポーズを楽しめるわけだが、その特徴を生かした展示を助けてくれるのがベースに接続したフレキシブルアーム。飛行状態や宇宙空間での戦闘シーンを再現したままの展示も簡単に行なえるのだ。外箱も鮮やかなブルーグラデーションで、まさに“青き流星”のイメージにぴったり。蓋を開ければ全面がクリアーなので購入前に細かいパーツもじっくり眺められる。販売価格は5500円前後となっている。
クリアカラーのコクピットは、レイズナーの大事なポイント。もちろんしっかりと中まで作り込まれている | 飛行ユニットやグレネードランチャー、ナックルショットなどを表現する交換パーツ | 指先やライフルの細かいところも丁寧。腕の部分の開閉ギミックもポイントだ |
飛行ユニットを搭載したバージョン。シンプルなボディから、やや重装なイメージへとかわる | 鮮やかなブルーグラデーションが、目印。シンプルなパッケージも魅力 |