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「マクロスプラス」の名機「YF-19」が発売に!

2006年12月08日 22時16分更新

文● 師 忍

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 歌を文化の象徴として宇宙人との戦いに役立てるという、従来のロボットアニメに無かったオリジナリティとリアルな要素をもったTVアニメ「超時空要塞マクロス」。ロボットアニメの歴史において、ガンダムについで新しいリアルロボット路線を作り出したシリーズとも言える。メカニカルな部分での特徴は、なんと言っても戦闘機から変形し、ロボットになるという「バルキリー」の存在だ。劇中で使用される武器もミサイルやバルカンが中心で、より現実的な兵器としてのロボットを描き出したことで、異星人との戦いも身近に感じることができた。シリーズはその後、劇場作品やOVAなどに引き継がれていき、今なおファンが多い作品になっている。

バトロイド形態で、スリムなボディをチェック。手足が細くて綺麗なシルエットだ
フェイスマスクも美しい。他の形態ではボディに収納されているが存在感は十分だ

 今回YAMATOが発売した「YF-19」は、マクロスシリーズ2作目のOVAであり、劇場アニメにもなった「マクロスプラス」に登場した機体。のちに量産化された「VF-19」シリーズはTVアニメ「マクロス7」に登場しており、両作品で主人公が乗ることになった。デザインでの大きな特徴は、前進翼を採用していることだ。

 今回登場した製品は、1/60スケールと大きなモデルだ。そして何より嬉しいのがマクロスメカ最大のウリである3形態への変形が行なえること。飛行機形態の“ファイター”、人型の“バトロイド”、そして飛行機に脚がついているマクロスならではの“ガウォーク”へとパーツの差し替えなどを行なうことなく変形を楽しめる。リアルなプロポーションと、ギミックとしての変形、どちらを損なうことなく再現していることが何よりの魅力。目の肥えたファンでも納得できるできあがりのモデルなのは、実物をみると納得できるはずだ。

ボックスは、上部のカバーを開けると中のモデルが確認できる。収納中はファイター形態だこちらは以前からサンプル展示されていたモデル。ガウォーク形態となっている。自分の足でしっかりと立っているのがポイント

 コクピットにはパイロットの姿も見え、そのカラーから「マクロスプラス」の主人公イサム・ダイソンのように見える。また主兵装であるガンポッドももちろん付属。華麗な戦闘シーンを再現できるだろう。変形機構を備えながら、スリムなボディラインを失っていないのも絶賛できるポイントだ。アソビットキャラシティでの価格は1万7800円となっていた。

腰の部分には展示用のディスプレイパーツが接続されていた。可動部分ながらパーツがコンパクトにまとまっているコクピットのアップ。パイロットスーツやヘルムのカラーから「イサム・ダイソン」と思っていいだろう
【取材協力】

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