日本ヒューレット・パッカード(株)(以下、日本HP)とコンパックコンピュータ(株)(以下、コンパック)は、事業統合後のIA-32サーバラインナップを発表した。
それによると、これまで日本HPが販売していた『hp netserver』、『hp server』と、コンパックが販売していた『Compaq ProLiant』を統合し、『hp ProLiant』ブランドに1本化するという。
『hp ProLiant』は、コーポレート、ロープロファイル、ミッドレンジ、エントリーのカテゴリに区分される。このうちコーポレート、ロープロファイル、ミッドレンジのカテゴリは『Compaq ProLiant』シリーズ、エントリークラスの製品は『hp server tc2100/2110』シリーズから構成されることとなる。また、ブレードサーバについては、データセンター市場向けには『Compaq ProLiant BL』シリーズ、通信市場向けには日本HPのブレードサーバを提供する。
具体的な対応関係は以下のようになる。
- コーポレートサーバ
- Compaq ProLiant DL580/DL760/ML530/ML570
- ロープロファイルサーバ
- Compaq ProLiant DL320/DL360/DL380
- ミッドレンジサーバ
- Compaq ProLinant ML350/ML370
- エントリーサーバ
- Compaq ProLiant ML330、hp server tc2100/2110
既存の『hp server』、『hp netserver』ユーザーについては、オプションやサービス、サポートの提供が継続されるほか、システムの整合性や互換性を維持した移行プロセスが提供されることが明らかにされている。なお、両社の統合は今後数カ月以内を予定しているとのことだ。
