コンパックコンピュータ(株)は、Webサーバホスティング用途のアプライアンスサーバ『Compaq TaskSmart W2200』を、1月中旬から出荷すると発表した。
Compaq TaskSmart W2200 |
『Compaq TaskSmart W2200』は、ISPやASP、IDC向けのアプライアンスサーバ。OS、Webサーバ、管理ツールなどWebサーバを運用するために必要なツールがプリインストールされている。OSにはRed Hat Linux 7.0を採用している。
また、Webベースの管理ツール「TaskSmart RapidLaunchユーティリティ」により、ネットワーク上にある『Compaq TaskSmart W2200』を自動検出して設定することができ、「10分程度でネットワークに接続可能」(同社広報資料より)という。
今回発表されたのは、IDEハードディスクを採用した『Compaq TaskSmart W2200 Model 10』(以下、Model 10)とSCSIハードディスクを採用した『Compaq TaskSmart W2200 Model 30』(以下、Model 30)の2種類。Model 30には、リモートからLAN経由でサーバを管理できるマネジメントボード「リモートInsightボード Lights-Out Edition」が搭載されており、リモートからのシャットダウン/再起動、リモートコンソールPC上でブートシーケンスを表示させることなどができる。
Model 10とModel 30の主な仕様と価格は以下のとおり。
製品名 | Compaq TaskSmart W2200 Model 10 | Compaq TaskSmart W2200 Model 30 |
---|---|---|
CPU | Pentium III-933MHz | Pentium III-933MHz |
メモリ | 128MB | 256MB |
HDD | 20GB IDE×1 | 18.2GB SCSI×2 |
ネットワーク | 10BASE-T / 100BASE-TX×2 | 10BASE-T / 100BASE-TX×2 |
拡張管理機能 | なし | リモートInsight ボード Lights-Out Edition |
価格 | 25万8000円 | 42万8000円 |