米Hewlett-Packardは現地時間22日、「HP Secure OS Software for Linux」を発表した。
同製品は、カーネル2.4とRed Hat Linux 7.1をベースにしたセキュアサーバOS。システム間の無許可の通信をロックする抑制機能などを持ち、Apacheなどのオープンソースコンポーネントを含んでいる。
また、HPがカーネルに行なった修正などのソースコードはすべて公開される。価格はシステム当たり3000ドルになる予定。
従来、ハードウェアベンダーは、Red Hatなどの大手ディストリビュータと提携してプラットホームを提供するのが常であった。したがって、今回のHPの発表は、Linux業界にとって新しい動きであるといえる。
