日本ヒューレット・パッカード(株)(日本HP)は、同社のIAサーバ『hp Proliant』シリーズと『Oracle9i Real Application Clusters』(Oracle9i RAC)を組み合わせたデータベースシステムのサポートを開始すると発表した。
日本HPは、これまでHP-UX版とWindows版のOracle9i RACサポートを提供していた。今回新たにLinux版のサポートを追加したことが発表された。Linux版Oracle9i RACサポートは、日本HPのLinux評価施設“Linuxコンピテンシーセンタ”を中心に、“hpオラクルソリューションセンタ”と連携し、動作検証やパフォーマンス検証、営業支援などを行なう。
これまでのところ、Linux版Oracle9i RACをサポートすることが発表されている『hp Proliant』は以下の3機種。
- 『hp Proliant DL380 G2』
- 『hp Proliant DL380 G3』
- 『hp Proliant DL580 G2』
今後すべての『hp Proliant』シリーズでLinux版Oracle9i RACをサポートする予定だという。
コンピテンシーセンタで行なわれた動作検証結果やパフォーマンス検証結果は、“Linux版Oracle9i RAC動作検証結果”として同社Webサイトを通じて公開される。公開される情報には、動作を確認できた機種に関する情報だけでなく、動作が確認されなかった機種の情報や動作に必要なドライバや動作方法なども含まれるという。