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ケータイ業界を知る5人が語った

大胆予想!iPhone採用キャリアはここだ!

2008年06月02日 04時00分更新

文● ゴーズ、アスキーネタ帳編集部

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iPhoneがiモードに対応する可能性も……

石野純也氏(ケータイジャーナリスト)

石野純也氏 ケータイ業界を主な取材テーマに、雑誌、Web、新聞、テレビなど幅広い媒体で活躍中。著書に『ケータイチルドレン』(ソフトバンク新書)、『モバゲータウンがすごい理由』(マイコミ新書)などがある。

 通信規格の違いから、auにiPhoneが導入されることはまずありえない。LISMOとiTunesは、ビジネスモデルの上でも競合する。また、イー・モバイルも、使用する周波数帯が異なるため、導入は難しいだろう。そうなると、残るのはNTTドコモとソフトバンクモバイルだ。私は、前者の可能性が高いと感じている。

 海外でAppleが提携しているキャリアは、軒並みその国の最大手。通信料の一部を受け取るビジネスモデルのため、キャリアの規模は非常に重要だ。また、Yahoo!を軸にした垂直統合型ビジネスモデルを構築中のソフトバンクに対し、ドコモはあくまでもプラットフォーマーの立場を貫いている。この点も、iPhone獲得の上でプラスに働くはずだ。ちなみに、海外ではS60というOS用に、iモードをアプリとして導入している。つまり、iモードは、すでにモジュールとして切り離されているのだ。そこから推測すると、iPhoneの上でiモードが動く日も、そう遠くはないのかもしれない。

次ページ「金銭的な条件をクリアできればドコモ」(神尾寿氏)に続く

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