ソフトバンクモバイルは2008年ケータイ秋冬モデルを発表した。今年の秋冬のテーマは「Touch!」。iPhoneが端緒を付けた、タッチパネル搭載ケータイが4機種登場。
まず、シャープの「931SH」、次にサムスン電子の「OMNIA 930SC」、最後にHTCの「Touch Daimond X04HT」 と「Touch Pro X05HT」を立て続けに紹介した。
特に931SH対応の新しいサービスに注力しているようだ。
新感覚のウィジェットサービス開始
ソフトバンクが新しく投入する新サービスで、今回の目玉は待受画面を情報端末として活用する「モバイルウィジェット」だろう。
これはメニューからウィジェット一覧を選び、選択したウィジェットを待ち受け画面に張ることができる。プリセットとして、天気予報やニュースサイトを始め、モバゲータウン、mixiなどの13種類のモバイルウィジェットが搭載されている。
また、モバイルウィジェットはダウンロードサイト「ウィジェットストア」から、新しく追加できる。すでにオールアバウト、インデックス、ギャガ・コミュニケーションズなどのウィジェットがストアに並ぶ予定だ。
ソフトバンクの孫正義社長は「これからウィジェットはインターネットの最も大切な言葉になる」と豪語する。「ブロードバンド」という言葉を流行らせた孫氏が、次に一般に広めようとしている言葉がウィジェットのようだ。
ソフトバンクはiPhoneのApp Storeのように豊富なアプリケーションが揃う環境を作るため、賞金総額1000万円の「モバイル ウィジェット コンテスト」の開催を会見で発表した。企業、団体はもちろん、腕に自信のある個人も応募できる。
もっとも対応機種は931SHのみというのはちょっと寂しい気もする。1機種だけで広げていくのは難しいので、本格稼動は来年と言えるのではないだろうか。

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