低価格×コンパクトにこだわったFCNT
一方、低価格モデルにこだわったのはFCNTだ。
人気シリーズであるarrows We3を6月25日に発売した。
ここ数年、低価格なモデルはディスプレイが大画面化していく傾向があった。
実はこれは特に中国などで大画面のモデルがよく売れるということもあり、結果として、量産効果が見込め、大画面ディスプレイの調達コストが安くなるというのが背景にあった。
「画面が大きいと高くなる」のではなく、「画面が大きいと結果として安くなる」からこそ、低価格モデルの大画面化が進んだのだ。
そんななか、FCNTは日本ではコンパクトなモデルの方が需要はあると判断。とはいえ、市場ではコンパクトなディスプレーは部材として流通しなくなりつつあるため、FCNTでは独自にパネルをディスプレーメーカーに発注。6.1インチというディスプレーサイズの調達を実現した。
当然のことながら、メモリーに関してはかなり高騰していることもあり、全体の調達コストのなかでかなりの割合を占めることとなっている。そこで、他の部材での調達コストを徹底的に見直したことで、メモリー高騰分を多少なりとも吸収することに成功したという。
結果、従来モデルの価格を維持することはできなかったが、SIMフリー、4GB+128GBモデルで4万6200円(一部家電量販店の場合)を実現。一部・MVNOでは4万円程度、キャリアによっては2万2000円という値付けがされている。
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